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【第051回】初めてのアメリカホームステイで英会話に自信が無い

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■日本人学生さんがアメリカのホームステイで最初にぶち当たる壁

初めてアメリカでホームステイする日本人の学生さんには不安が沢山あります。そして現地で生活を始めたら様々な問題に直面します。私は数百以上のアメリカホームステイの質問に答えてきましたが、特に多いのが英会話の不安、そして現地で生活を始めた際にホストファミリーの英語がなかなか理解できないのに、一緒に住んでいる他の留学生は普通に話せている。会話に入るのが辛く、一緒に居る時間が少なくなってしまった等の新たな問題を引き起こす結果になってしまっています。

そんな初期の問題を解決する為、今回はアメリカでのホームステイ初期段階についてお話ししたいと思います。

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■英検・TOEFL・TOEICは英会話コミュニケーション能力の指標にはならない

「準備は充分にしてきたはずなのに」

ホームステイを開始した直後に英会話が通じず挫折する日本人学生さんの沢山がそう仰います。

皆さんは大抵、英検2級あるのに、TOEICはナンボだ、オンライン英会話1年受講したのに・・・などなど、過去にいかに自身が準備をして来たのかを挙げられます。

しかし、実はそういった日本で「権威のある」英語関連の指標は、ホームステイでの英会話コミュニケーションでは全く役立ちません。

 

■英検TOEFLTOEICがホームステイに役立たない理由

思い出してみて下さい。

英検やTOEICなんかの試験会場で音声を聞いて答えを書くという問題がありましたよね。

あの音声ってどうなんでしょう?

 

白人が

発音をきれいに

比較的ゆっくり

教科書にしか出て来ない綺麗な単語単語で

雑音も全くない場所で

教室の後ろの方の人でも聞こえる様にはっきりと意識して

 

話した英会話を録画したものなのです。

 

実際の英会話はこんな状態では話されません。

 

映画やアメリカドラマを吹替え以外で視聴している人は思い出してください。

まずゆっくり・はっきり・丁寧に・相手に全ての単語を理解してもらえるように

話している俳優はいませんよね?

また、よっぽど静かなシーンではない限り、運転しながらとか、音楽のかかったバーとか、都会の喧騒の中で、会話がされています。

ホームステイ内の会話も、映画やドラマに圧倒的に近いのです。

ホームステイお母さんは英検の録音のような英会話を話しません。

もちろんゆっくりと話してくれるホームステイも多いと思いますが、最近は英会話においては優秀な中国人やASEAN人が留学生に多いので、昔ほど日本人に配慮してくれることも減っています。

ミスを恐れず、ミスをしていてもガンガン話すアジア人にホームステイファミリーが慣れています。そこへ英検英語しか知らない日本人が輪に入っても、コミュニケーションの輪に加われる事など有りえないのです。

 

英検TOEICTOEFLは、大学の学部授業を受ける様になって初めて役に立つ指標です。英検が何級あるから、TOEICが何点あるから会話が出来るというのは完全なる盲信妄執ですので、忘れる事です。

 

では、どうすればホームステイ初期段階においてホストファミリーとしっかりと交流できるのか。

 

 

■アメリカ人ホストファミリーの立場になって考えてみる

ホストファミリーとして留学生を迎えた際、一番気になるのは留学生の語学力です。

残念ながら日本人の学生さんは、自己紹介のフレーズだけはそこそこ出来てしまうのです。それを真に受けたホストファミリーが安心して、初心者の日本人学生さんに対して中級者用以上の英会話を始めてしまいます。

そして日本人学生さんも残念な事に、分からなくても分かったフリをしないと失礼だという日本人精神から、何とか単語単語を拾って会話を繰り広げてしまいます。ここから悲劇が始まってしまいます。

分からないのにそれをずっと続けてトラブルになる事もあります。何か仕事をお願いしたのに理解していなかったからすっぽかしてしまった等。家庭のルールを教えたのに、全く守っておらず、イライラさせてしまう等。

まず、分からない事が恥ずかしいとか、失礼とか。そう言った考えは捨て去った方が良いです。

相手からしたら、最初から実際の留学生さんの語学レベルを知っていた方が、その後も対処がし易くなります。

分からないのに分かったフリをしてその場をしのぐ方が、アメリカ人に対して大変失礼な行為です。ホストファミリーからしたら、語学力が低いのであれば低いなりに現在の実力を駆使して懸命にコミュニケーションをとろうとする方がよっぽど好感が出ます。

ホストファミリーや一緒に住む留学生の英会話がなかなか理解できない時は、必ず短めフレーズにしてもらったり、ゆっくり話してもらうように伝えましょう。

そして出て来た単語フレーズをその場でメモし、次に出て来た時には理解できているようにする。それがホームステイにおける留学生の責任です。

 

■まずは英会話ではなく【コミュニケーション(意思意図の伝達)が最優先】

日本に居た時から、様々なフレーズや会話例を学んで来たのではないでしょうか?その全てがうまく行かずに悩んでいませんか?

当たり前です。そういったものはテンプレであり、日本人学生さんは応用する方法を全く学んでいないのですから。

ABC~XYZのアルファベットすら正しく発音できないのに留学を開始してしまう学生さんの多い事。

まず、留学生さんの語学力が低い場合は、ホストファミリーとはお互い簡潔なフレーズを心がけ、ゆっくりはっきり丁寧に話してお互いを理解する事が大事です。

特に出会って最初の頃に、知っている文章をスラスラ話すのを止めましょう。

My name is Tomohisa.

という文章でさえも、単語単語をはっきり丁寧に伝えるようにしましょう。

こういった初期の挨拶会話をすんなりこなしてしまうと、ホストファミリー側は多少の英会話の下地があると勘違いしてしまい、応用が出来ないあなたに応用が必要な英会話でどんどん話してきてしまいます。

しかし最初にはっきりゆっくりを話す事で、ホストファミリーは英会話のレベルをこちらに合わせてくれます。

大事なのはあなたが英会話を駆使するより、まずはホストファミリーと円滑にお互いのことを知っていく事です。それにはあなたが必要以上にゆっくり丁寧に話し、ホストファミリーにも同じように話させるような状態に意識的に導かなければなりません。

それが出来なければ、映画やドラマで見るよな中々理解できない英会話が飛び交うようになってしまいますよ。それこそ留学した意味を自らぶち壊している状態です。

 

こちらも合わせて読んで下さい。なぜ日本人の英会話がアメリカ人に通用しないかを解明しています。

【第009回】日本人の英語がダメな理由:本質2 日本にある英語が本物の英語だと勘違いしているから

 

■ホストファミリーと他の留学生の英会話表現を全て盗んで自分の物にしろ!

今まで日本で学んで来た英検やTOEFLの単語フレーズは、文章用の英語です。決してアメリカ人の会話を学習するために開発されたものではありません。

本来の会話フレーズを学びたければ、映画とドラマからが一番なのですが、すでに留学している方にとっては、一緒に住んでいるホストファミリーや留学生は素晴らしい教材です。

例えば

What do you mean?とか、You know what?

なんてフレーズは日本ではあまり学ぶ機会がありません。

しかし映画やドラマ、実際の日常会話では毎日頻繁に使われているフレーズです。

そういったものを耳にした場合は、有無を言わさずその日から自分のフレーズ集に加えて下さい。

誤った使い方、変な使い方になってしまう場合もありますので、その際はホストファミリーに正しく使えているか質問をすればよいだけです。

私自身はYou know what?の日本語の意味を知りませんし、知るつもりもありません。

You know whatはあくまで英会話のYou know whatであり、会話の冒頭に頻繁に使える便利なフレーズの一つとなっています。

いつの間にか覚えていたフレーズです。最初は意識的にホームステイや他国留学生のフレーズを盗むようにします。それを続けているうちに段々と無意識でも盗めるようになるのです。

盗んで盗んで盗みまくれ!!そして日本で学んだ英語など忘れてしまえ!!新しいアメリカ英語であなたの脳を書き換えてしまえ!!

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といった所で、アメリカホームステイ初期をどのように乗り越えるかを記してきました。

最初が肝心です。必ず自身に快適なホームステイの空間をつくりましょう!

 

 

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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