アメリカに留学する日本人が減っている。少子化がモロに影響
こちらでもお伝えしましたが、超少子化社会の日本人留学生が減少するのは仕方ない事です。留学生はそれぞれ外交官という面も持っているので、日本人が外国で交流する機会が減り、日本の存在感が減ってしまっています。
アメリカにおける日本人の留学生数は2018年度18105人となっており、2000年代最盛期の40000人より半分以下となってしまっています。
日本としては少なくとも上位数か国以内には入りたい所ですが、少子化や経済状況を見ると非常に難しいというのが現状でしょう。
アメリカの教育ビジネスを支える中国人層が今後激減する
2018年~米国内で学んだ中国人留学生はなんと369548人!!20倍です^~^
中国人20人につき1名の日本人。大学側が日本人に対するサービスを拡大する必要がない数です。
しかし2020年、米中の新冷戦がかなり深刻化し、メディアでは戦争もささやかれる時代に突入しました。
さらに武漢肺炎によって外国人が殆ど行き来出来ない時代。
アメリカも留学生が入国する事が出来ない状態となっています。
中国はアメリカの敵国であり、留学生はスパイ行為の温床ともあり、今後中国人に対して学生ビザが発給される見込みは少ないです。
アメリカ内にて留学生の2019年の経済効果は40,000,000,000ドル!!
数えられます?4兆円・・・日本の防衛費に迫る数字です。
単純計算ですが、中国人留学生の割合は43.77%です。
4兆円の43.77%は1.75兆円です。1.75兆円の経済効果を失う度胸がアメリカにあるのかどうか?
数年は大被害を受け入れるしかないが、その後友好国に門戸を開く事になる
2019年度までは米国の大学はハッキリ言って教育ビジネスでした。
常に生徒数を稼ぐために現学生に毎年5%の授業料上昇を課し、財政をフル回転して最新鋭の設備と美しい建物の建築をどの大学も行っていました。
しかし今後留学生の増加が0%となり、単純計算で1年で20%~30%減少しますので、留学生の学費を見込んでいて先行投資をしていた米国の大学は今後巨額な赤字となります。
この巨大な赤字を補てんするためには、留学生に在学してもらうしかなくなる。
しかし、敵国中国以外の留学生を求めるしかなくなる。
その為には3つの施策が取られるのでは?と推測します。
2.留学生に対しての奨学金が増える
3.大使館による積極的な留学告知がなされる
1年2年の間に起こる可能性は低いですが、3年も経てばかなり財政的に冷え込むはずですので、もし時間的余裕がある学生さんは、この数年は準備の期間と捉え、節約や貯蓄に励んでください。
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