世界中(中国)以外で大人気のスターウォーズシリーズですが、その長編の隙間を埋めるのがClone warsという2時間の映画とそれに続く全7 SeasonのTvドラマです。
映画ではSkywalkerのメインのストーリーなのですが、Clone warsでは映画で登場した様々な脇役JediやStarwarsを彩る様々な銀河種族の登場が、脇役好きの僕にとっては最高に楽しめるTvシリーズとなっています。
English first step for 18+では、Clone warsを題材に英会話を楽しく学ぶ方法をお伝えしていきます。
Clone warsで英会話を学ぶデメリット
まずはデメリットをご紹介します。
専門用語が日常ではない
みなさん、銃の事は大抵Gunという単語が浮かびますが、Star warsの世界では基本的にBlusterと呼ばれることが多いです。米国内ではBlusterという単語は日常的には出てこないので、Blusterを覚えること自体が米国での日常生活には全く役立ちません。
種族、宇宙船、空想上の武器の名前。様々なStar wars用語は米国生活上は役立たないものです。
つまり、単語を沢山覚えたいという学習者さんには、単語は多少絞られてしまうので効果的ではありません。
恋愛的なフレーズはほぼ無い
アメリカのドラマにはどんなアクションでもホラーでも、マーケティングの理由で殆どに恋愛が含まれています。語学学習者にとっては恋愛も生活の一部ですので、アクションドラマにおける安い恋愛会話でも役立てるフレーズを覚える事が出来ます。
しかしStar warsには主人公の集団が恋愛禁止という事もあり、恋愛関係の会話は殆ど登場しません。
Clone warsで英会話を学ぶ超絶メリット
単なるメリットではなく、超絶メリットです。
億以上のファンが存在している
僕自身日常でStar warsファンという雰囲気を醸し出しているわけではないですが、米国生活にてアメリカ人の方から”Do you like Star wars?”という声がけがされる事もあります。
日本の学者の書籍でも、「私はスターウォーズのファンでライトセーバーを書斎に飾っている」なんて書いている著者もいます。
そう、どこにStar warsファンが存在するか、いやもうそこら中に。そしてその会話があなたに降りかかってくることもあるのです。それも急に。そういう時にClone warsの様な細かいストーリーに触れておくことで、
”I guess Jar Jar is ok”
とか、無難に受け答えをしたり、逆に博識を生かして話す事により、大学内にて話しかけてくれるアメリカ人が増える事も。
そう。交流を増やす可能性が大幅に増えるのです。
喜怒哀楽の感情表現が豊か
僕が日本人に英会話を学んでもらう時に最も大事にしているのが、米国人の様な感情表現を出し切る事です。
ハリウッド映画が客の心をつかむための三種の神器というものがあるのですが
この3つがあると映画が成功しやすいと言われています。
Star warsはこの3つのうちの2つを有効的に活用しています。
大きい音とは戦いの場面であり、その場面での登場キャラクターによる怒号
そして大切なキャラクターの死によって更なる感情移入
恋愛が登場しないStar warsはこの部分を家族愛や友情という部分に置き換えています。
必ず主人公側をピンチにさせて追込んで追込んで思いがけない味方が助けに来ますよね。
3種の神器で話がずれ気味ですが、つまり、
英会話は感情表現が非常に重要であり、喜怒哀楽が激しいClone warsではその感情の出し方を英会話に載せる方法を学ぶのに最適なのです。
多少発音がマズくても、感情の表現でそれをカバーできることが何度もあります。英会話学習において非常に重要なパーツです。
英会話に様々な訛りアクセントが存在する事を知る
みなさんが義務教育のCDとかでリスニングする英会話。それは基本的に白人アメリカ人の英語です。
ですが実際のアメリカでは、特に大都市圏であれば白人の比率が下がり、非白人の英会話との交流の方が多い日も何度もあります。
その時に白人アメリカ人の英会話にしか慣れていないと、細かい部分の理解が難しく、さらに理解できない文が連続したりして全体が全く理解できなくなります。
Clone warsでは様々な英語アクセントの役者が起用されています。例えばRを強く発音する中東系。ともかく日本人には難しいインド英会話とか。Obi-wan kenobiは英国系の英会話です。
そう
Clone warsを見続ける事により、沢山のアクセントを耳にする事が出来るのです。これは特にこれから米国に渡ろうとする方には素晴らしい体験の場となります。
世の中の英会話教材は全部白人アメリカ人の英会話ですので、実際に米国に到着して入国審査で訛りのある黒人やベトナム人になったら、今まで培ってきたものが全て崩れて理解できない自分が嫌になる事になります。
女性はAhsokaの成長を楽しむ
Star warsは一般的に男性のファンの方が多いですが、Clone warsでは女性も楽しめる要素を盛り込んできています。
その一番の部分は、Ahsoka Tanoという新しい女性JediキャラクターをAnakin Skiwalkerの弟子に配置した事です。
このAhsokaはAnakinやObi wanの元で少しづつJediとしても人間としても成長し、時にはMasterの元を離れて一人で事件を解決するなど、物語を通して大きく成長していきます。
まだまだ弟子段階とはいえ、万能な力を発揮するJedi。そんな能力の持ち主でも危機を一人で乗り切れない事も。そんな場面でJediの危機を救ってくれる人物たち。いや、時にはDroidたち。
そんな仲間たちと共に成長するAhsokaの姿を見続けるだけでも価値のある物語となっています。
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