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Youtubeにてたまたま”英会話”だけで検索した所、僕のブラウザでは下記のダルビッシュ有さんの映像がトップに出てきました。

MLB日本人選手の英会話についてはマリナーズなどで大活躍した長谷川滋利選手以来の話なので、しっかりと聞いてみました。

その中から、僕自身が過去から言い続けている事も実践されているので、ご紹介しつつ、本動画をプロフェッショナルの視点から解説いたします。

 

ダルビッシュさんの日本での英語力

幼少期からイラン人父であるFarsad Darvish(片仮名だとファルサドさんかな)から英語で話しかけられていました。

英語的には簡単なもので、有さんは理解はしていたものの、返しは日本語でした。

ご自身「実質小卒」とタイトルを付けられているので、学問としての英語には殆ど自信が無い様に見受けられます。

ただ、父の影響により、リスニングには多少の自信があったのではないでしょうか?

ダルビッシュさん、MLB1年目にて、大きな壁にぶち当たる

「正直自信はあった」

結果⇒全くダメ。

MLB選手コーチの言っている事が殆ど分からない。ちょっとしか理解できない。MLB1年目(レキサスレンジャース)では常に通訳のジョー古河さんに付きっきりだったそうです。

古河有一さんとはまさかあの人?(懐かしい、元ベイスターズの選手でしょ⁉)

古河有一 - Wikipedia

常に通訳のJoeさんJoeさんなので、チームメイトからもJoe san Joe san言われてバカにされていました。

そして、MLBに渡ったのは2012年ですが、2017年までは喋りは苦手でしたが、言われている事は少しずつ理解していったという状態です。

ダルビッシュさんは発音のセンスはあった?

ご本人が仰られていますが、

Teammatesからも発音はうまいと褒められていました。

これについてはダルさんから解説はありませんので僕の解説ですが、

幼少期からお父さんからイラン系ですが英語で話しかけられる事により、LRやTHなどの発音の聞き分けが出来る脳が出来ている可能性が高いです。

普通の日本人は幼少期にはLRの訓練は受けませんから、全てラリルレロになってしまいます。

ダルさんはLRとラリルレロが違う事をしっかり理解できているので、苦手な話す際でも最低限の発音だけはしっかりできていました。これはTHなども含まれます

2017年7月にLA Dogersに移籍してからダルビッシュさんの英会話に変化が

2017年以前は常にTexasでは通訳と共に行動をしていました。

LADに移籍した際、Teammatesや球団スタッフ、マネージャーなどに色々話しかけられた際に…

「Yu,お前の英語は上手だな、英語できるじゃないか!」

と、皆に褒められて喜んでくれたのです。

なんでこんなに喜んでくれたのかというと…

過去の日本人選手が英語が殆どできなかった

2017年は前田健太選手もLAD2年目でしたので、まだまだ通訳と共に行動している状態でした。

日本人選手は通訳がいる事が殆どでして、話しかけても英語での反応は殆どないというイメージが定着していました。

そこにMLB6年目のダルビッシュ有さんが移籍してきて、話しかけてみたらある程度の事は返してくれる。

そこに今までの日本人との違いが明確にあり、喜んでくれたという事です。

喜んでくれることがうれしくて、ダルビッシュさんはいつもより英語で話しかける事にした

今までは通訳を挟んで伝える事が多かったダルビッシュさんですが、通訳なしで直接選手たちに話しかける時間が増えました。

また、当時のLAD監督Dave Rodgersに呼ばれた時も、通訳なしで一人で出向きました。

監督との対話は、選手との雑談と違ってチームの戦略に関わるので相互に理解する事が100%重要です。

その様な重要な場に、一人で出向いた際は、ダルさんレベルでもさすがに緊張したのではないでしょうか?

監督との対面はやっぱり最初は難しくてドモったりしたものの、続ける事に喜んでもらえたのでずっとモチベーションを維持できたとの事です。

ダルビッシュさんの息子の英会話能力について

息子を観察していると、学習を一切しないのに英語と日本語を話せるようになっていく。

何で?

ダルビッシュさんの見解は、

子供たちは覚えた言葉をまずは試して話しているからではないかと

自分の中で覚えた言葉を使う際に、この言葉はここで使うんじゃないかと仮説を立て、実際に使って間違ったら今度は違う言葉を使う。正しければその場面ではその言葉を継続的に使う。

もちろん子供なので実際に考えているのではなく、本能的にその様な行為をしているのではないかと。

子供の語学学習方法は大人に活用できるのか?

ダルさん「自分もできるんじゃないだろうか?」

英会話学習もアメリカに来てからも一切やっていない。文法も全く学習した事が無い。

でも試して話せば話すほど、音、タイミング、テンポで覚えていく事を実感。

勉強するよりも正しい語学学習方法

机に向かって語学学習をするよりも、アメリカ人、そして第2語学が英語の人の英語を聞いて、

これってこういう時に使うんだ、と理解して自分にInputします。

そして、それをInputだけで終わらせずに直ぐにOutputしないと脳に残りません。

Outputをして反応が良かったら使い続けます。

分からない単語があったら調べるのは仕方ない。

とにかく喋れ

勉強だけだとInputのみになってしまいます。

Outputの時間が少なすぎます。

勉強しながらOutputすれば上達は早まります。

とにかく外国人と英語で話す事。

ダルビッシュさんはアメリカにいる留学生をたくさん見てきましたが、英語がいまいちな人が多いです。

それは日本人で集まる事が多く、学校では英語を使用してもプライベートでは日本語で過ごしているため、Outputが少ないからです。

ダルビッシュさんの現在の英語発音について

ダルさん自身、自分の発音がPerfectでは無いですが、一般的な語学学習者よりかは良い事を自認しています。

Hamltonという選手がいます。

この名前は日本語でカタカナ表記だと

ハミルトン

と書かれます。そして頭に残っているハミルトンという片仮名を英会話的に話そうとするからおかしくなります。

米国人はハミルトンとは発音しない。

片仮名っぽくすると、ヘーモーテン

本当に聞こえる英語をカタカナにすると、日本での片仮名とは全く違くなります。

ハミルトンを英語っぽく言うよりも、ヘーモーテンを英語っぽく言うとアメリカ人は理解してくれます。

アメリカ人は発音が違うと全く理解してくれない

これは僕ぬのかわともひさが言い続けている事と同じです。

HaとHeとHuで始まる単語がありますが、それぞれ出だしの音を間違えるだけでもアメリカ人は…

“(-“”-)”「Huh?」

ってなります。

第2言語が英語のラテン系の選手であれば、自分たちの英語も完璧では無いので理解の努力をしてくれるからお互いが理解できます

ダルビッシュさん「発音はとても大事」

文法フレーズを覚えても、結局発音が全くダメだと全く通じない。

ダルビッシュさんが仰った事は殆どが英会話学習の理に適っている

今回は、ダルの威を借る猫、著名人のYouTube映像をお借りしました。

普段は日本人の映像を借りる事は希薄なのですが、余りにも僕と同じ内容を仰っていたので解説したくて仕方なくなりました。

下記は付け足しになります。

乳幼児の時期は、見て聞いて語学を学んでいる

ダルさん曰く、子供は覚えた言葉を使う場面を選んで使い、正しければそのまま使い、正しくなければまた違う言葉を使う、と仰っていました。

乳幼児は最初から言葉を覚えていません。

最初は身の回りの母親などから見て聞いて学んでいます。

栄養素が足りなくなり、オギャーとなくと母親が笑顔で寄ってきて

「ミルクあげるね」

みたいなことを言います。

乳幼児はこの体験を、栄養素補給の時はなんとなく…「ミルク あげる おなか へった 食べよう 飲もう」

という言葉を吸収します。

そして少し成長して離乳食を食べるようになり、哺乳瓶の中に白い液体を見たりして、その液体が見えると母親が「ミルク あげるね のんで」という言葉が降りかかってきます。

この繰り返しから、ミルク、白い液体、飲まされる、様々な体験を経て、「ああ、この液体がミルクなんだな」「あげる っていうのは相手に差し出す事だな」と、動作や見える事を通じて言語を学んでいきます。

そして、発音もまだまだ出来ない間ですが、実はあぅあー、あぅあー(ミルクミルク)と喋っているのです。

段々と脳が成長してきます。

そうするとミルクをかなり正しく発音できるようになり、母親にも通じるようになると

「ミルク」

というだけで、ミルクが出てくるようになります。

ここで、ダルさんの言う「試した単語が通じた」そして通じたなら正しいんだ。という認識をして学ぶわけです。

ハミルトンという発音

片仮名は英語学習には助かっていますが、英会話発音には最低最悪に作用してしまっています。

僕自身はもう5年以上言い続けてきている事で、ダルビッシュさんの映像は1年前の投稿ですが、

片仮名というのは英語発音に似ているだけであって、決して正しくはないのです。

Hamilton

日本に来ると

Ha Mi Ru To N

になってしまいます。

正しくは

Ham ilt n

です。そして、Hamはハムではありません。

Ham pronounciationで検索してください。

HAM | Pronunciation in English
HAM pronunciation. How to say ham. Listen to the audio pronunciation in English. Learn more.

ヘとハの間くらいでHamと発音します。

この小さな発音でさえ間違えるのだから、その他にどれほどの間違いが存在しているか想像できませんよ?

ダルさんの仰る通り、もとからある片仮名ではなく、聞こえた英単語をカタカナにして、そこから本当の発音を学ぶ方法も良いかもしれません。

僕自身はこれは遠回りになる学習方法なので、カタカナを使いたくはないのですが、皆さんはダルビッシュさんの方が信用があるでしょうから、ダルさんに従ってみては?と思います。

【英会話】実質小卒?が勉強なしで話せるようになった英会話の上達と発音のコツ。の解説でした

気になった点などがございましたら、遠慮なくおコメントをお残し下さいませ。

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著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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