日本に帰国する前にパスポートが失効する!?米国内でどのように更新をすれば良いのか?
パスポートの10年ってあっという間ですね。
2019年5月、San Diegoへ渡ったのですが、搭乗日その日に気づいたのが・・
日本への帰国6月27日
パスポート失効日6月10日
Σ(゚д゚lll)ガーン
帰れねーじゃん!!!
でも今回この失効日は出国当日に見つけた訳だから、パスポートを更新する暇など有りません。
かといって奥さんと念入りに練った今回のSan Diegoの旅なので、現地で悲しませるわけにもいかず・・・
仕方なく失効するパスポートのままの渡米で挑戦する事にしました。
成田空港にて早速心配される
まず成田空港でのチェックインですが、今回はESTAではなくF2ビザでの米国入国なので、カウンターでチェックイン作業です。
問題も無く作業も終わり、カウンターエリアから外に出ようと思った途端
さっきのグランドスタッフ(感情豊かな美しい女性)が短距離走で走っているがごとく私に追いついてきました。多少息をきらしながら。
あ~、これは失効日に気づいてくれたな。
その通りでした。まさかこんな小さな部分にも気付いてくれるとは、JALというかそのスタッフさんの常日頃の細かい気配りによるものですね。私が独り身だったらちょっと放っておけませんが。
ともかく、本当に良くお世話をしてくれるスタッフさんで、失効日後の帰国予定である事で、出国と米国入国は可能か?という事をわざわざ入国管理に聞いてくれていました。
結果、出国は可能。入国に関しては大丈夫かもしれないが、100%では無い。という事でした。
JALのH澤さん、丁寧な対応ありがとうございました!!!是非幸せになって下さい!!という願いを込めつつ・・・
本題。
米国でパスポートを更新する場合
米国には沢山の日本の領事館が存在します。(ちょっと多いなという感想です。そしてこんな場所で仕事が出来るなんて羨ましいという感情もあります。)
https://www.us.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
18もの領事館と事務所が米国内に存在します。
https://www.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kankatsu.html
そして、各領事館と事務所には、管轄があります。
例えば私は現在ユタ州に住所がありますが、ユタ州ソルトレイクシティには領事館はありません。しかしお隣のデンバー、コロラド州には領事館が存在します。
ユタ州はコロラド州の管轄なので、申請書類の提出はコロラド州になります。
パスポート受け取りは直接領事館で行わなければならない。
米国に住んでいる日本人でパスポート取得の悩みのSeedは、出来上がったパスポートを郵送してくれない、という事です。
私みたいなソルトレイクシティに住んでいる者は、
車で8時間かけて、飛行機で1時間飛んでDenverまで取りに行くしかないのです。
ただし、年に1~数回出張サービスというものがあります。
デンバー総領事館平成31年度領事出張サービス年間予定
https://www.denver.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/jp_consular_consulartrip.html
SLCまで領事館員が出張してくれるのです。
この日までに事前にパスポート必要書類を郵送で提出しておき、領事出張の時に費用を払って受け取るのです。
パスポート更新必要書類
かならず管轄州総領事のHPにて確認してください。また、更新用申請書類と郵送仮申請の準備書類は変わって来るのでしっかり読んで下さい。
デンバー総領事館 パスポート(旅券)申請について
https://www.denver.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/jp_consular_passport.html
パスポート申請書ダウンロード
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
更新で住所など変更の無い場合は戸籍謄本を取り寄せる必要がありません(ラッキー!!)
左上の一般旅券発給申請書(10年・5年)申請書ダウンロードをクリックすると、Web上の記入フォームに移り、そして記入終了後、ダウンロードで記入済みのPDFをダウンロードできます。
印刷の際ですが、印刷サイズをしっかり読んで下さい。
印刷後に2か所署名部分に署名をします。
そして、I20とF2ビザとパスポートの顔写真ページを印刷しました。
パスポート更新用写真
アメリカには高性能な証明写真機械がないので、近くのドラッグストアで写真を撮ってもらうのが一番近いでしょうか。オンラインだと質が悪い事も多いので、今回は避けました。International driveing permit程度ならオンラインの安物で良いですが。
私の場合はCVSドラッグストアにしました。2019年5月現在の段階で$2オフのクーポンもまだまだあります。このクーポンを含めて2枚の顔写真で$14でした。ちょっときついですね値段。
https://www.cvs.com/photo/passport-photos
https://www.denver.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/jp_consular_passport.html
(1) 申請書の署名欄(2箇所)を忘れずにご記入ください。
申請人が20歳未満の場合は、法定代理人(親権者等)の署名が必要です。法定代理人(親権者)が国外または他州にお住まいで旅券申請者と同居されていない場合は、署名済み旅券等申請同意書を法定代理人から取寄せ申請書と一緒に提出してください。
(2) 現在所有している有効なパスポート、または過去最後に発行されたパスポートの顔写真のページの写し(お手元にある旅券は郵送しないでください。)
(3) 戸籍謄本または抄本(原本) 1通
仮申請のため、受取希望日にパスポートの有効期限が切れてしまう方は、戸籍謄本または抄本が必要です。
(4) 写真 1枚
(5) 米国での有効な滞在資格を示すものの写し
(6) 外国式氏名の表記または別名併記を新たに希望する場合の疎明資料
(7)仮申請の同意書(申請者一人につき1枚要記入)
上記を何度も確認してミスが無いように。
そして郵送で送ります。
今回私は3日で領事出張サービスの締め切りが来てしまうので、結構早い郵送サービスが必要でした。
USPSにぴったしなサービスがありました。
Priority Mail 1-3 Business Days Flat Rate Envelopeです
https://www.usps.com/assets/images/ship/mail-ship/usps_mail_ship_pm_box_635x358.jpg
画像は箱型ですが、厚紙の封筒が郵便局に用意されています。
このように目安が弾きだされます。
そして何とか期日の1日前に到着しました。
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