動画サイトを流し見していたらとあるニュースが流れました。
【100万人の英語】の関東学院大教授御園和夫先生が事故で無くなられたとの事。僕にとっては初めて聞く先生の名前でしたが、検索をするとラジオ番組などで英語を教えていた方。
100万人の英語…なんと大きなタイトルだろうと結構強い衝撃を受けました。
という事でYouTubeなどで探した所、いくつかの映像が出てきましたので、そちらを参考にどのような英語教育をされていたのかを検証いたします。
今回のラジオ映像は…口語英文を早く読むコツ
大学受験ラジオ講座 英語 御園 和夫 先生・光岡 ディオン 1991年(?)10月放送
英語の理解力に徹した英語学習方法
今回の映像を聞いた印象では、御園和夫先生は英語の理解力に重点を置いた先生だと感じました。アシスタントのネイティヴ女性が英文を読み、御園先生がその英文の部分ごとにリピートをし、日本語訳を伝えるという内容でした。
受験や英検などの英語に適した先生だと感じました。教科書を独自で学ぶと中々イメージ的な事が学ばないので、
というイメージを植える事で、学習者の右脳的な点で分かり易く印象付けるのが上手だと感じました。
御園先生の発音は日本人的だなと感じました。またアシスタントの女性は日常的な発音ではなく、分かり易く発音しているので、アメリカ本場の日常会話を学びたい場合には学習には不向きと感じました。
放送の80%(体感)が日本語での説明なので、英会話ではなく、受験や検定試験を受ける方には良い番組だと感じました。
本映像の教科書には「総合英語ゼミ」と書かれているので、英会話向けではない事は理解できます。ただし口語の速読という点では、もう少しテクニック的な事が必要なのではと感じます。映像中は英文の解説に終始しています。
速読するには。ケネディ大統領は歴代の中でも英文を読むのが早かった。
次の英文を読んで設問に答えなさい。(教科書が必要なので割愛)
問題は下線部を日本語に訳す。適切な時勢に書き換えるなど。
そして映像最後の部分にそのテクニックが語られていますので、是非とも最後まで視聴してい見て下さい。
100万人の英語を後継するのは難しそうです。
私ぬのかわともひさの学習手法は、英単語英文を極力訳さない事です。
これはアメリカに通算10年住んだうえで、英会話という者は完全に英語-英語の脳で話す必要性を感じたからです。
反面、日本の英語教育では日本語に訳せ、英語に訳せという2か国語が使用されています。これは明治時代に必要だった、海外の英語文章を日本語に訳し、国家繁栄に繋がる事を学ぶため。という教育から全く抜け出せていないからです。
僕自身が重要視している事は、実際に対面した時に、日本人が臆することなく「コミュニケーションを完結する」事です。コミュの完結とは、自分が得たい結果を得る事です。
TOEICや英検が必要な方には御園教授の授業も1つの手段だとお伝えします。ただしここでは英会話を学ぶ場ではないという事は知っていてください。
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