FRB、量的緩和を長期維持 「完全雇用に近づくまで」
2020年12月17日の日経夕刊で(読売の夕刊でも)でかでかと一面最右部に載っていました。
まず簡単に纏めますと
■2020年3月以降米国債を月800億ドル(8兆円)、住宅ローン担保証券400億ドル(4兆円)のペースかは不明だが、「達成まで現在のペースを維持して購入を続ける」
■長期緩和で投資意欲を引き出す
■政府の債務が膨張しているため、金利の低下は債務負担の軽減につながる
■買い入れ量は増やさない
■失業率4.1%が完全雇用を示す目安。22年に4.2%、23年に3.7%見通し
簡単に言うと、今後も米国内でお金が増え続ける
という事で、2023年までドル高という予測は立たなくなりました。もしくは失業率が4.1%以下とCPI2%以上維持以外では。
僕の米国の銀行に眠っているドルは塩漬け決定😄
ただし、円の価値が上がっている今は海外資産のチャンスですし、ビットコインもやはり資金が流れてきています
— 布川友久/浪費しない🇺🇸英会話学習方法 著書:偏差値45でもUSA中堅州立大学【会計学】🎓卒業 (@AMEIS_LLC) December 18, 2020
2023年までは今の所米国では毎年10兆円以上ものお金が増え続けるという事です。
それによって雇用を増やしたり、物価を2%継続的に上昇させていく事を目指すわけです。
その為にゼロ金利政策を維持し、市中にお金が流れる対策を今後も続けるという事です。
日米で実質金利差が逆転してしまった⁉
僕にはわざと逆転を狙ったのかは分かりません。しかし自国通貨が安くなればインフレですから、なりふり構わずに一挙に対応を施しているという印象です。
実質金利が日本の方が良いという事なので、コロナ以降もずっと円高基調でドル円は推移しています。
2018年前に100円ギリギリの時期がありますが、これは丁度僕が初めてFXを始めていた時で、当時は与沢翼さんのスクールとLINEライブ講座を受けていた時期で、100円本当に底堅いな~なんて話していた時期でした。
そして2020年を過ぎて徐々に円高に向かっていますが、これは米国がゼロ金利政策を導入し始め、長期金利の下落と日米の実質金利の逆転により、資金が海外に逃げ出しているという事です。
そして1か月前から明言されていた通り、2023年までのこの量的緩和は維持されるという事で、今後もドル安円高の坂を下っていくという事になります。
円がどこまで高くなるのかは誰にもわからない
投資には【抵抗線】や【サポート線】というものがあり、その価格まで上昇するがそこで止まって跳ね返されるという場面が何度も見られます。
ドル円にも、特に今は下落基調ですので抵抗線に挑んでは跳ね返されたり、勢いよく突き破るという場面もあります。
そして102や101という区切りの良い数字は【心理的抵抗】とされ、必死に抵抗して突き破られないという場面も良くあります。
現在の円高基調。まずは102円まで届くのか。そして破るのか?
102円を割ったら次は101円です。
そしてその後は…
2013年くらいに超がつくほど抵抗して100円を割らなかったすさまじい抵抗線が存在します。
抵抗が激しい程、敗れた破れた際の落胆(下落)が激しくなります。
勿論どこまで円高になるかは全て経済の中で起こる事なので分かりませんが、今後2023年の年末まではこの辺りの値段でのドル円の攻防という予測が立ちます。
今後米国留学する方にはチャンス
今後米国留学などをする方は、為替損を気にする必要は無くなりました。
僕の信頼する2名のトレーダーさんによると、102円は堅い
行っても97円
みたいなことをおっしゃっています。実際には今後の経済状況により突き破るかもしれまへんが、留学する方にとってまた105円110円には戻らないというのは安心— 布川友久/浪費しない🇺🇸英会話学習方法 著書:偏差値45でもUSA中堅州立大学【会計学】🎓卒業 (@AMEIS_LLC) December 18, 2020
2023年までは円高という圧力なので、米国に留学する方は手持ちの円を有効的に使える事になります。
外貨を両替する際は、こちらを参考にして下さい。銀行だと片道3%という悪魔の手数料を徴収されます。
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