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【第169回】2021年アメリカの大学留学再開いつから?

09 コロナワールド今後の米国留学

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2020年に米国の大学は新規留学生に門戸を閉じました。

2021年に入り、バイデン氏は5月あたりまでに国民にワクチンが行き渡るようにする、という強気です

今後日本人がアメリカの大学へ新規留学するのは可能なのか?

2021年9月から?

それとも今年は無理なのか?

今回は予測ですが、見解をお伝えします。

 

アメリカの大学にとって留学生は金づるなので、受け入れは必ず再開しなければならない

https://educationdata.org/international-student-enrollment-statistics/

こちらは2018年度のデータなのですが、当時アメリカに在籍していた留学生の国別統計です。

36万人の中国人留学生が圧倒的な数ですね。

そして朝鮮半島、インドなどが多数です。

日本人留学生は2万人弱とソコソコです

この留学生数を足し算すると、約100万人弱です。

この学生が数年から10年という長い年に渡ってアメリカに滞在し、外貨をアメリカで消費してくれるのです。

大学にとっては、Out-of-state(州外)の授業料を徴収できるのにも関わらず、毎年毎年沢山の留学生が学びに来るわけですから、ドル箱の商売なのです。

約100万人の留学生がアメリカにがもたらす経済効果は約5兆円!!

5兆円と言えば日本だと防衛費です。

実はあまり知られていませんが、アメリカの国家予算(2017)は445兆円

その内の歳入は371兆円(2017)

とまあ、文字通り日本とは桁違い!

なので、留学生から得られる経済効果5兆円はアメリカではそこまで重要ではない様に思われますが…

民間投資⇒民間消費の間違いです。

アメリカの教育が利益主義になってしまった理由

僕が2000年にSeattleに留学を開始してから注視していたのですが、

アメリカの大学は毎年5~10%学費が上昇し続けていたのです!

1年入学が遅れると、100万円の学費が105万円~110万円に上昇してしまっているのです。

アメリカはインフレしていたとしても、大学の学費だけは更にその上昇率をはるかに上回っていました。

 

この理由は、

アメリカの大学が質の競争を始めてしまったから

昔のアメリカは、超有名大学に進むために州外に移動する学生以外は、基本的に州内の大学へ進学する事が普通でした。

しかしアメリカも学歴により収入の差が出始めるようになりました。

その為、学生はより有名な、そして良い教育施設、さらに質の良い大学教授がいる大学を求めるようになりました。

その結果、大学自身も生き残るために教授の給料を上げ、古い建物を毎年毎年立替するために莫大なファイナンスを行う事を始めたのが2000年代です。

著名大学を出ている教授を招へいするため
上記の理由により校舎を近代化するために建て替えの連続の連続!

以上を遂行するため、借金はしますし、それでも足りないので授業料すら値上げです。

そして、僕らが払った授業料は僕らに還元されません。全て今後の学生の高い要求に応えるための肥やしになったのです。

中国コロナによって、収入減が一気に立たれてしまった大学

2020年以降、米国は世界でも一番中国コロナの保菌者が多い国ですから、さらに増やすまいと海外からの留学生受け入れを止める事は当たり前の行為です。

既にアメリカ国内に居住していた留学生はセーフ

アメリカ政府は、新規留学生は、

・必ず1クラスは対面の授業を取らなければならない

というルールを作りました。

このルールにより、新規の留学生は大学に新規入学する事が不可となりました。

これは、アメリカの大学が殆どのクラスを

オンライン
ライブ
ハイブリッド

にしてしまい、新規留学生は対面クラスを受講できなくなったからです。

新規留学生がアメリカに大学留学を再開できるタイミングを予測

これは、

大学が対面クラスを再開する事が条件となります。

特に新規留学生には100台の授業が必要になります。この100台というのは基礎的なコースで学生数が100~多いと1000人も受講するような大型クラスもあります。

この様に人が集まる授業では、中国コロナ対策が必須です。

つまり、今後はワクチン接種率というのが非常に重要になってきます。

ワクチン接種がアメリカ国民の高校生大学生に100%になれば、大学は確実に対面クラスを再開するでしょう。

そして海外からの留学生には

ワクチン接種証明書

の提出が求められる事は確実です。

新規留学生がアメリカに大学留学を再開できる実際のタイミングは?

バイデン氏によると、2021年5月に全国民ワクチン接種完了を目指すとの事です。

これにより、2通りの再開タイミングが予測されます

1.接種率100%に届かなくても、資金難の大学を守るため2021年9月の再開を目指す

留学生の受け入れをかなり狭めたトランプ政権に対し、ハーバードやMITなどの超有名大学が文句を言い、多少緩められた話は記憶に新しいです。

それくらい留学生というのは大学のファイナンスに欠かせない存在なのです。

既に財政難に陥っている大学は多数あり、返済が追い付かず倒産も思惑内でしょう。

そのような大学を救うためには、2021年9月秋学期の対面クラスを再開し、留学生を受け入れして資金を潤す事でしょう。

2.接種率100%に到達してから大学の対面クラスを再開する。2021年9月は間に合わない

もう1つのシナリオは、接種率100%になってから、大学の対面クラスを再開するというプランです。

これは5月の見込みですが、5月では既に9月のカリキュラムは組み終わって変更が出来ません。教室の割り振り、教授の教えるクラス、すべて決まってしまっています。

ですので、9月は間に合わず、その結果対面クラスの再開は2022年1月の冬学期からという見込みになります。

ただし

Quarterシステムの大学であれば、もしかすると10月の秋学期からの対面クラス再開の可能性もあります。

今後はワクチン接種率、大学のカリキュラム、バイデン発言を注視

以上、アメリカの大学留学再開の見込みをお伝えしました。

今回ご紹介した内容をリアルタイムで確認するためには

アメリカ国民のワクチン接種率
希望大学内留学生用ページにて対面クラス実施情報等、そしてカリキュラムの確認
バイデン氏がポジティヴ雰囲気になればなるほど再開は近いです

この3つを確認してください。

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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