【第220回】米国で女子店員に”Take Hotel”と言ってしまった。 | 【English First Step for 18+】 18歳からの英会話発音矯正コーチング
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【第220回】米国で女子店員に”Take Hotel”と言ってしまった。

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2016年ユタ州ソルトレイクシティ(SLC)に在住していた時の話です。

日本からビジネス仲間(経営者)男性が1名でSLCの視察に来た時の話です。

自然豊かなソルトレイクシティ

ビジネス仲間
・35歳くらい
・男性
・ITのエキスパート
・英語は完全に苦手

この男性は英語が全く苦手で、単語単語であれば意思表示はほんのわずかに出来る…と言った状況でした。

ですので、どこに行くにも僕や僕ら夫婦と共にいないといけないのですが、ずっと一緒にいるのもさすがに過保護すぎるという事で

多少放し飼いする事になったのです。

ソルトレイクシティダウンタウン側のホテルに1人で居住する事に

英語が出来ない友人経営者。

そんな人をダウンタウンに半日放置してみました。

単語単語の意思表示が危険な状況を呼んだ!

SLCに来て以来、様々なジャンクフード的な料理にハマってしまった彼は、1人では中々コミュニケーションが取れない中、地元のピザ屋でピザを注文する事にしたのです。

ピザ店に到着後

まずは、欲しいピザを指差し、通じた!
サイズも通じた!
トッピングの押し売りも回避できた!

そしてやってきたこの瞬間。

何を言っているんだ?わからない。ああでもこの流れなら…店内持ち帰りかのどちらかだな…

ホテルで食べるから…

”Take…Hotel”

・・・・・・・・・・・・・・・

そして女子店員の反応

“whhhhhhhhhhhaaaaaaaaaatttt!?(what)
Take me to your hotel !!?????(怒気を含みながら)

直後、店の奥から店長みたいなオヤジが睨みながらレジにやって来たそうです。

そして経営者の彼は…

身振り手振りでピザを持って出ていく…と意思表示をした事で危機を乗り越えました。

さて、

何故この様な誤解が起きたのか、文法の視点からお伝えします。

経営者の彼は、「ピザをホテルに持ち帰る」という意思表示をしました。正直この場合にホテルという単語はいらなかったのですが。

その為、文法が分からないので、知っている単語を並べ、“Take Hotel”と発言しました。

しかしアメリカ人はその通りには受け取れません。なぜなら彼ら彼女らが培ってきた文法が無意識に身に付いているからです。

”Take Hotel”と聞いた女子店員はこの様に思いました。

“Take (you) Hotel” (君をホテルに連れていく)この様に、受け取ったのです。

経営者の彼は“You”は一切発音していません。

しかしアメリカ人からすると、正しい文法が無意識に出てくるのと、Take youというフレーズはYouと言う発音は殆どしません。カタカナで書くと、Take youはテイキュです。

女子店員は、Take Hotelの間に、youが入っているものと思い込み、

このアジア人の男は私をホテルに連れ込むつもりなのか?本気で?普通こんな事を言う人なんていない。でも実際に言われた。という事で大混乱だった事でしょう。

単語単語のコミュニケーションでも誤解を生む事がある英会話。ご注意を。

ご注意を…ってもそんなの注意出来る事では無いですよね。

実際に誤解を与えてしまった場合、その時にしっかりフォローアップできるような心構えです。今回の友人の場合は直ぐに相手の誤解に気付いたため、ボディーランゲージを交えて危機回避が出来ました。

しかしあの場面で

”Yes”

なんて答えてしまっていたら…

アメリカ人は行動は早いですからね。結構恐ろしかったです。

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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