こちらの漫画チックな絵ですが
僕がJapanese101のTAになって最初の学期末に頂いた物です。
宝物で10年経った今でもしっかりとクリアフォルダーの中に保存されています。
日本語という事で、文化サブカルが好きな学生さんもいるのですが、このNicoleもアニメ好きなアメリカ白人女性でした。
なんか日本文化をそのまま受け継いだ、白人女性には珍しい大人しくて声も小さい女性でした。
ただ単に教科書を読むだけのTAでは学生に感謝されない。
皆さんにまず聞きたいのですが
VS
教科書の棒読み、パワーポイントの棒読み
どちらの教師が良いですか?
恐らく75%の方が笑いや動きのある教師の方を好むはずです。これは学習タイプに準じているので。
また、英会話学習中の受講生さんの殆どが勘違いをしているのが、
・ネイティヴであれば語学を教えるのに適している
これに簡単に騙されて浪費してしまう受講生さんが多いのですが、それは違う記事にてご紹介しています。
人に物事を教えられる教育者というものは、
それには例えば笑いを取り入れたり、逆に動きが一切ない場合が良いという事もあります。
一辺倒がダメなのです。教室の雰囲気を感じ取り、もう少し動きを入れた方が良いのか、笑顔の方が良いのか。様々なコミュ能力を駆使して、相手に分かってもらうための教育を施すのです。
それが出来たから、学期末には評価が高く、お礼もされました。
コロナ、いや、中共肺炎や武漢肺炎とも言います。志村けんさんの命を奪った憎きウィルスです。
ともかく、コロナ以降外国語留学旅行の需要が激減し、僕のエディトリアルへの訪問者も70%ほど減っています。
ですが残りの30%は閲覧を続けて頂いています。
これは僕の文章が面白かったり、飽きないという要素を含んでいるからという部分もあります。
これが左脳学者の様に絵や感情を全く含まない文章の羅列でしたら、読み手が疲れて今後2度と来訪してくれないはずです。
教育者は真面目である必要は無い
真面目だけど学生さんの日本語が伸びない
不真面目だけど学生さんの日本語が伸びる
どちらが正しいのでしょう?
僕はもちろん教授に対しては誠実に接していました。しかし学生さんに対してはジョークを入れたり、教科書から脱線して「着る」「斬る」の発音を身をもって表現したり、志村けんさんの英語教師のコントを見せたりなど、一般的な日本語TAとはかけ離れた手法を用いていました。
その中で、学期末にEvaluation formにて受講生から評価を貰うのですが、80名程から殆ど「楽しかった」「来学期も絶対戻ってきてほしい」という評価を貰いました。
面白いからだけではありません。
印象に残り一生忘れないような日本語を教えたりもしました。
喜ばれる教育者。
決してつまらない教育者になり、6か月でクビになるTAにはならないでください。
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