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【2025年】迷走経営者これだけはやって欲しい事
中小企業のアフターコロナ生き残り戦略。
PCDA/PCDIだけは絶対に取り入れて下さい。
:はじめに
- コロナ禍を経た今、中小企業が生き残っていくために「これだけは絶対やってほしい」というポイントはPDCAを回すこと。
- 一般にはPDCA(Plan・Do・Check・Action)と言われるが、近年はActionをImproveに置き換えたPDCIとも呼ばれる。
- MBA(アメリカの経営大学院)でも、最初に学ぶのが「PDCAの徹底運用」であるほど重要。
- 中小企業こそこのPDCAサイクルをしっかり回す習慣が身についていないと、生き残ることは非常に難しい。
プラン(Plan)の重要性
- 年度の売上・利益計画をしっかり作ることがスタートライン。
- 計画を立てる際は、現状の人件費・一般管理費・ボーナス・福利厚生費・投資金額などをすべて洗い出し、さらに社長がいくら利益を出したいかという希望も加味する。
- これらの合計を粗利率で割り返すと、目標売上が見えてくる。
- この数字をベースにして3カ年ビジョン、さらに最近では5カ年ビジョンといった中長期計画へ落とし込むのがベスト。
売上目標設定の具体例
- 例として、
- 現在の人件費:月100万円
- 一般管理費:月50万円
- 福利厚生費:月10万円
- 投資額(月平均):月20万円
- 社長が出したい利益:月30万円
- 合計必要額:210万円(月)
- 自社の平均粗利率を仮に**30%**とすると、 必要売上=210万円0.3=700万円\text{必要売上} = \frac{210万円}{0.3} = 700万円
- 月間700万円の売上が必須目標となる。
- ここからさらに3カ年、5カ年で達成したい目標に分解し、年次→半期→月次→週次へと計画を落としていく。
週次ミーティング(Check)の徹底
- 月次の目標を達成するには、週単位での振り返り(チェック)と翌週の方針立案が不可欠。
- 具体的には、
- 先週の実績を集計(売上・品質・顧客対応など)
- 目標未達成の理由をしっかり分析
- 今週の目標を再設定し、実行スケジュールを組む
- 週次ミーティングは毎週同じ曜日・時間に必ず開催する(例:毎週月曜8時~10時)。
- 「アポイントがあるから」との理由で欠席や延期は厳禁。会社を回す“血液”とも言える会議を最優先しないと、利益計画もモチベーション管理も機能しない。
デイリー管理(Do)の実施方法
- 日々の朝礼などで、個々のスケジュールと前日の実績報告を徹底する。
- チャットワークやTeams、Zoomなどのクラウドツールを活用するのも効果的。
- デイリーでやるべきこと
- 当日の主要タスクと担当者を明確化
- 前日のタスクと目標達成度の報告
- 遅延・問題点があれば迅速に共有・対処
表:1週間のPDCAスケジュール例
| 曜日 | 主なタスク | ポイント |
|---|---|---|
| 月曜日 | 週次ミーティング/目標設定 | 前週の実績検証と今週目標設定を行う |
| 火曜日 | 営業アクション(新規/既存顧客対応) | 設定した売上目標に対する具体的アプローチ |
| 水曜日 | 進捗確認/デイリー報告 | 中間チェックで修正点を洗い出す |
| 木曜日 | 追加施策検討/リソース調整 | 売上状況が不十分なら施策を追加または修正 |
| 金曜日 | 週末レビュー/デイリー報告 | 達成状況の集計と翌週の準備 |
アクション(Action/Improve)と厳しさの両立
- 計画を守らない人材には、社長が厳しく線を引くことも重要。
- 「売上を上げるにはお客様対応が最優先だから、会議を抜けたい」は言語道断。
- 決めた会議やルールを守ることそのものが、社員全体の意識向上やモチベーション維持に直結する。
- 社員を守り、幸せにするための“厳しさ”であることを周知し、社内のコンセンサスを図る必要がある。
愛と経営を結ぶPCDA/PCDI運用
- PDCAサイクルが“会社の血液”だとすれば、**愛(社員を幸せにしたい思い)**が“経営の心臓”となる。
- 「なぜPDCAを回すのか?」→「全員が経済的にも精神的にも豊かになるため」。
- この思いが伴わないと、どれだけ厳密に数字を追っても息切れしてしまう。
- 中小企業が生き残るには、**“愛が厳しさに変わる”**くらい徹底的にPDCAを回す覚悟が必要。
まとめ
- PDCA(またはPCDI)を中小企業が定着させることは、アフターコロナで生き残るうえで絶対に外せない戦略である。
- 週次・月次・年次の明確な計画&会議の徹底により、目標未達の要因を即座に把握・修正できる。
- 社長や経営層は、社員を幸せにするためにあえて“厳しさ”をもってPDCAサイクルを守らせる必要がある。
- 結果的に、全員が売上目標と利益の達成意識を共有し、会社全体が強くなる。
ぜひ今からでも「PDCA/PCDIサイクル」を社内に根付かせ、
迷走経営から一歩抜け出し、安定した経営基盤を作っていただきたい。
2023年はこの仕組み化こそが、中小企業が生き残るための要諦です。
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