ずっと不思議に思っていた事です。既に知人には教えてもらっていましたがここで質問。
インターネットが戦で繋がるのであれば、Yahoo.comを日本から見るためには絶対に向こうのサーバーとの繋がりがある必要があるのですが、日本と米国との繋がりがどうしてもイメージが出来なかったのです。
アメリカと日本のインターネットは、海底ケーブルと呼ばれる海底通信ケーブルによってつながっています。
海底ケーブルは、海底に敷設された長いケーブルで、電気信号を光ファイバーで伝えることができます。アメリカと日本をつなぐ海底ケーブルは、太平洋を横断する長さ約10,000kmのケーブルです。
この海底ケーブルは、アメリカ側の陸揚げ地点から海底に敷設され、日本側の陸揚げ地点で陸揚げされます。そして、このケーブルを通じてデータ通信が行われます。
アメリカと日本をつなぐ海底ケーブルは、世界中に多くの海底ケーブルが存在する中の一つです。海底ケーブルは、世界中の国々をつなぐ重要なインフラストラクチャーであり、インターネットの発展に欠かせない存在となっています。
非常に詳しく解説頂きました。デジタルの象徴が結構アナログなんだな～と思ったものです。
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その海底ケーブルはいつ出来たのですか
アメリカと日本をつなぐ海底ケーブルは、複数のケーブルが存在しており、その中でも最初に敷設されたのは、1989年に敷設されたTJ (Trans-Pacific Japan)ケーブルです。このケーブルは、アメリカのハワイ州オアフ島の軍事基地から、日本の千葉県勝浦市に至る長さ約8,000kmの海底ケーブルでした。
その後、1990年代には複数の海底ケーブルが敷設され、現在では、アメリカと日本をつなぐ海底ケーブルは、太平洋を横断する長さ約10,000kmのケーブルが主流となっています。
海底ケーブルは、敷設から年数が経過すると老朽化するため、定期的なメンテナンスや更新が必要となります。また、海底ケーブルが切断された場合は、修理する必要があるため、海底ケーブルの保守・管理は、世界中の通信企業や国際機関が協力して行っています。
軍事利用時時代からですかね？ネットが普及する前からの大事業に驚きました。
かなり驚いています。国同士の事業ですか？敷設する際は片方から船で延々と伸ばしていったのですか
はい、海底ケーブルは、国際的な通信事業者や通信機関が協力して敷設されることが一般的です。敷設には膨大なコストと技術が必要であり、多数の事業者が出資し、国際的な協力体制が構築されています。
海底ケーブルの敷設は、船舶を使って海底にケーブルを敷設していきます。まず、海底に敷設するルートを決定し、敷設するための海底調査を行います。その後、敷設用の船舶から海底に向けてケーブルを引き上げ、海底に敷設していきます。海底の深さや地形によっては、ケーブルを敷設するために深海潜水艇やリモートオペレーション機器を使う場合もあります。
海底ケーブルは、敷設時に地震や海洋汚染、漁業活動などの影響を受けやすいため、敷設には多大な配慮が必要です。また、敷設後も、定期的なメンテナンスが必要であり、様々な問題に対処するために、海底ケーブルの敷設と管理には高度な技術と専門知識が必要です。
ハサミで切ったら日米どちらの罪に問われますか？
海底ケーブルは通信網の一部であり、無断で切断した場合、通信障害や情報漏えいなどの深刻な問題を引き起こす可能性があります。そのため、海底ケーブルの無断切断は、各国の法律によって厳しく取り締まられています。
無断で海底ケーブルを切断した場合、その行為が行われた場所やその国籍によって、日本やアメリカを含む関連国の法律に従って裁かれることになります。切断によって引き起こされた被害の程度に応じて、損害賠償や刑事罰が科せられる可能性があります。
したがって、海底ケーブルは重要な通信インフラであり、無断で切断することは違法行為であり、深刻な結果を引き起こす可能性があるため、断じて行わないようにすることが重要です。
一般人はどこにあるか見当が付きませんが
海底ケーブルは海底に敷設されるため、一般人が直接触れることはできませんし、場所を確認することも難しいです。ただし、一部の海岸や港湾地域では、海底ケーブルが上陸するための設備や施設が設置されています。また、海底ケーブルの敷設や修理を行う船舶なども、一部の港湾地域に出入りすることがあります。しかし、海底ケーブルの正確な位置情報は、一般には公開されていないため、一般人が見当をつけることは難しいです。
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