カタカナで英単語を覚えるのは結局無駄になる
英雄ポロネーズとかいうすばらしいクラシックミュージックがあります。私の好きな曲の一つです。
この曲はショパンとか言う人が右脳の限りを尽くして作曲したようです。
さてここで問題です。
あなたは
ポロネーズ
ショパン
この二つをアルファベットで正しく書けますか?
恐らくローマ字の限りを尽くして皆さんアルファベットを作成すると思います。
Poloneez?
Chopan?
とか。
さて正解は・・・
Polonaise
Chopin
です。
どう思います?
Polonaiseと書かれているものを、なぜ過去の日本人はポロネーゼと訳したのでしょうか?
Chopinならショパンではなく、ショピンでしょう。ルパン三世も本当はLupinでしたね。ここら辺は繋がりがありそうです。
海外語を二つの方法でカタカナに訳すから非常に面倒
1つは聞こえたままをそのままカタカナにする方法
例:ウラジオストク
ポロネーズ ショパン ルパン
マイケル
サプリメント
もう1つはアルファベットをローマ字読みでカタカナにする方法
ミクロ
コミュニティー
ホンジュラス
この統一性の無さが日本人の英語向上の最悪に阻害しています。
1.聞こえたままをそのままカタカナにする方法のメリット
海外の発音に近い発音を自然と学べる
「近い」ですから。ショパンは非常に近いです。フランス語ですけど。
マイケルジャクソンのマイケルは通じません。
ロシアの都市ウラジオストクも通じません。
サプリメントは通じますね。
1.聞こえたままをそのままカタカナにする方法のデメリット
書く時にスペルが全く解らない。
サプリメントを英単語で学んだことが無い人は、ほぼ100%正しいスペルで書けません。
これが日本人の英会話リタラシーの低下に最高に最悪に貢献しています。
2.アルファベットをローマ字読みでカタカナにする方法のメリット
たまに発音が正しい事がある。
acquainted アクアインテッド。これはローマ字読みをすれば近い発音が出来ます。
スペイン語であればローマ字と相性が良かったのに。残念ですね。
2.アルファベットをローマ字読みでカタカナにする方法のデメリット
正しくない発音で覚えてしまう。
日本国外では全く通用しない発音が身に付いてしまう。
書く時にスペルが解らない
Micro ミクロ Economicsなんて発音したら即訂正されますよ。
マイクロバス、マイクロソフトと発音できる日本人が、何故ミクロ経済学って発音しちゃうんですかね。
この2つの方法をデタラメに使い、さらにカタカナに直す際も何も法則に従わずただただ翻訳者の気まぐれでデタラメなカタカナが生まれるわけです。
どう思います?
マイケル・ジャクソン
正しく発音できる日本人なんて滅多にいません。
せめて
マイコ・ジェックスン
ですね。でも1の方法で聞こえたままをカタカナにした翻訳者の耳が垢でまみれでハッキリと聞こえなかったんでしょうね。
マ イ ケ ル ジ ャ ク ソ ン (笑)
アルファベットを日本語で表す方がまあ無理があるからそこまで笑いませんけど。
という事で、今日本に溢れるカタカナがいかにデタラメに出来上がったか理解して頂けたでしょうか。
このままカタカナ続けていく限り、日本人の英単語発音は全く矯正されない現実が続きます。
英会話学習者はカタカナから離れる事を。
私が日本の王様になったらカタカナは即廃止にします。カタカナの部分をアルファベットで補います。
そしてカタカナに費やしていた無駄な教育の時間をアルファベットの正しい発音方法を徹底的に反復させる事で、日本人の発音は飛躍的に飛躍します。
カタカナは完全に抹消すべきですね。何の利益もありません。
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