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【第012回】文部科学省の学習指導要領改定案2017年

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小中学校の学習指導要領の改定案が公表されました。

 

以下、読売新聞が挙げたポイントです。英語に関する物のみ


・英語に親しむ「外国語活動」を小学3年生に引き下げ。5,6年は教科として学ぶ

・討論や意見発表を重視した「主体的・対話的で深い学び」

・小5から英文法。

・600~700語の単語を習得

・小学英語は歌やゲームで親しむ「外国語活動」を3,4年に引き下げ、5,6年は教科書を使い、成績評価も行う正式な教科にする。

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・小学生に必要な英語とは?

政府や文科省も日本人の英語能力不足に少しずつ解決をはかっているようですね。

恐らくこれからの教師は、英文法に加え、英語発音もかなりの技量を求められるのではないかと思います。

ただ残念ながら、義務教育段階の英語教師とは、主に文法と訳をさせる事がメインとなっており、

発音についてはほぼ無知と言わざるを得ません。

 

もしこの点について反論する方がいらっしゃったら

I am a teacher

という発音を教師に録音してもらい、Youtubeかインスタグラムにでもアップロードして私に知らせて下さい。それだけで現場の教師の発音が全く人に教えるレベルで無い事を証明して差し上げます。

 

小学生に必要なのは文法ではありません。しかし残念ながら指導要領は小5から英文法と明記されています。なぜこのような間違いを犯すのか、そこは彼らのインタビューが無いので分かりませんが、私の経験から言うと、小学生には話す聞くだけを徹底させなければなりません。

 


・小学生の間は、語学のスポンジ状態

このエディトリアルでも何度かキーワードとして出てきますが、脳は恒常性維持機能において、8歳~13歳くらいの間で、母国語に必要な音の振り分けを決めてしまうのです。良く言われる周波数の話がこれにあたります。

最低この時期までに子供を英語ネイティヴの発音に馴染ませると、その発音を吸収がかなり簡単にできるのです。

日本人の大人がLRの発音を全く聞き分けられないのは、

すでに少年期にその二つの発音は日本語を理解するためには必要のない音だと判断され、全て「らりるれろ」カテゴリーに収められてしまうのです。

 

小学5,6年生と言うのは、英語の発音を簡易に吸収する最後のチャンスです。そのチャンスに対して少ない英語学習時間を割り当てるわけですから、本来は一番重要な発音に使うべきなのです。

 

それが、小5,6から文法・・・・・文法なんて中学生からで十分間に合うのです。

40歳を超えても文法の取得は出来ます。

ですが発音が英語ネイティヴになる事はありません。

あっても女性1000人に1人とかです。

恐らく、会話力には文法構築が必要だと考えているからなのでしょう。

 

本来は、小5,6の段階で、九九の様な事を行えばよいのです。

我々は小学2年生の時に、訳も分からず九九を覚えさせられましたが、その基礎が大学の金融の授業でも活きて来るのは素晴らしい事です。

同じような事を英語でも出来ないのでしょうか?

 

出来ます。断言します。ですが誰もここを読んでいないので、日本の英語教育はしばらくは闇の中ですね。私は小学校教師に自分の子供の英語教育は任せたくありません。英語の授業の時だけ外で遊ばせてほしいです。せっかく自宅で正しい英語発音を教えているのに、学校の教師がAの発音もまともにできません。でも周りの生徒は「先生の言う事を聞け!」の文化ですから、それに染まってほしくないのですね。

 


・発音記号と発音を九九の様に学ぶ

みなさんも恐らく高校生時代には

ɑ ʌ  ɔ ӕ

こういう奴らですね。学んだ事、見た事あると思います。

これを小学生時代に徹底的に覚えさせるのです。

英語に用いられる発音記号を全て紙にでも用意し、それをオーディオで徹底的に学ばせます。月1でアメリカ人ボランティアを使い、口の動かし方や、舌の動かし方を確認させます。帰国子女以外の日本人教師には絶対に参加させない事が大事です。

まず、殆どの日本人が

A

の発音が4つある事を知りません。

CatもaboutもAが入っていますが、発音が違うのです。

ですが、中学生が新単語で

About

という単語を見たら、発音記号を習ってない教師が教えるといつも 「ア」という間違った発音になってしまうのです。

しかしこれを小学校の時点で九九の様に発音記号をすでに消化してしまえば、中学校の時点で新しい単語に出会っても併記された発音記号を読めば正しい発音は出来るようになります。


相変わらず日本の英語教育もまだまだ核心が掴めてないという印象を今回受けました。

大人になってから英語を話せる人材が生まれないから、今回の様に英語教育をどんどん低年齢化しているのです。しかしながら、中学でおこなっている事を小学校に早めても、結果は全く同じです。

文科省が、英語の基礎は文法と単語と考えている限りは、日本の英語力のうち、会話と聞き取りは全く進展は望めないでしょう。

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コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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