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【第072回】イチローさんは50歳までMLB現役を続ける予定だった

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2019年3月21日。私はこの日を忘れる事はありません。

イチロー・スズキさんが現役最後の試合に出場し、その後に引退を発表した日

 

私ぬのかわともひさは1999年10月1週目にシアトル留学を開始しました。その1か月以内に元横浜ベイスターズの大魔神佐々木主浩投手がシアトルマリナーズへの移籍を発表しました。

元々日本でプロ野球好きだった私にとっては歓喜の喜びでした。

さらにその1年後にイチローさんがマリナーズへの移籍を発表するわけです。

2000年は佐々木さんが抑えで大活躍し、さらにそこへ日本人野手が移籍してきたわけです。佐々木さんは勝ち越し試合での僅差でしか登場しませんが、イチローさんの場合は野手でEveryday playerですので、私の喜びはもう富士山の頂点の一番先っぽほどの喜びでした!!

その後のイチローさんの活躍は言うまでもありません。

私は2005年ほどまでSeattleに在住したのですが、2004年以降は殆どテレビやSafecoフィールドでのマリナーズ戦を見なくなりました。

もうイチローさんは三割を打つのが当たり前の状況になっていましたね。もちろん家で勉強しながらテレビをつけて試合が行われていたら見るのですが。

長谷川さんも素晴らしいリリーフとして活躍されていましたしね。木田さんもちょこっとだけ登板されていたのもテレビで見ていました。

 

50歳まで現役を続ける。

 

イチローさんが30歳を超えてから良く聞こえてくる目標でした。

一般的な主観でこれを聞くと、

「絶対に無理だろう」

なんですよね。

 

ただ私はその頃から脳機能学や自己啓発なども学習に取り入れたので、メディアからイチローさんの行動を見るたびに

 

 

これはもしかして本当に50まで出来るかもしれない

 

という想いを常に抱いていました。

 

正しい継続を続けたイチローさん

ルーチンワークという言葉はイチローさんを対象とした自己啓発から作られた言葉です。

 

Routineをルーチンとどっかの語学を理解していないのがカタカナ表記を始めたようですが、余りにもデタラメですね。今回はそれについては指摘はしませんが。

 

イチローさんは筋トレをトレーニングに取り入れませんでした。

 

筋肉は野球の動きから取り入れ、トレーニングは筋肉を柔らかくする事に時間を割いていたようです。

 

私はダルビッシュさんが筋肉をつけすぎるのには反対しています。リリーフピッチャーで短時間少球数なら何とかなるでしょうが、先発で2時間以上もかけて100球を投げるのは1日の中で関節などへの負担が大きすぎると見ているからです。

 

岩隈さんの様な細身体系の方でも、サイヤング最終候補です。

 

っと、

 

イチローさんの柔らかい筋肉ですが、

Obama大統領にも才能の秘訣を

Soft muscle

と言っていたくらいです。

 

常に筋肉を柔らかくすることで緊張する場面でも体が委縮せず、他の選手よりもパフォーマンスを発揮しやすかったのでしょう。


長期目標を持つことの意義

 

40歳まで現役!50歳まで現役!!

スポーツ選手であれば野球に限らずよく聞かれる言葉です。

イチローさんは50歳まで現役の目標を、ただ漠然と願望として抱いていたのではなく、この長期目標を達成するために中期短期の目標をしっかりこなす事を心掛けていました。

■長期目標・・50歳MLB現役

■中期目標・・3年で600安打、ケガ無し、10年目でも何か中規模な目標があったはず。

■短期目標・・毎年200本安打、毎年補殺数○○、毎年○○盗塁、毎年打率.333以上等

 

例えば一般の方が100歳まで生きる!!と宣言してもほぼ不可能です。長期目標を掲げても、短期目標を継続し続けなければ長期ゴールは達成できません。

 

イチローさんの場合は、毎年200本安打を達成する事が目標なのではなく、200本を達成する事で自分が行っている準備練習、思考マインド、バッティングフォーム、その他諸々の野球要素が一年を通じて正しかった事を証明しているのです。

 

2年目に入り、成績が継続していればそのまま進み、対戦相手も馬鹿ではないので様々な対策を施してきます。それによってイチローさんの成績が下降した事もありました。それに対して調整を行い、年度末に200本を達成していればそれはまた自身の要素が正しかった事の証明になります。

 

毎日毎日を継続し、そして毎年毎年を継続する。それがイチローさんです。

 

3000本安打を達成した時も、正直どうでも良かったと思いますよ。外野は騒ぎますが、イチローさんにとっては通過点です。

 

日本で現役終了間際の選手がヘロヘロになって2000本を達成するのとは次元が違います。

 

イチローさんの目標は50歳現役です。3000本のヒットではありません。

 

むしろ3000本をMLB何年目で打つ方が大事なのではないかと思います。本当ならイチローさんはもっと早く打ちたかったのではないかと。

 

そして30代後半になってくると、年齢との戦いにもなってきます。

 

 

しかしイチローさんのスピードは年齢と共にそんなに衰えませんでした。

 

この辺りは他の選手とは違う、常に準備運動と筋肉を柔らかくするトレーニングが正しいと証明されるのではないでしょうか。加齢はするが、老化はさせないトレーニング。イチローさんの足と肩は全く衰え知らずでしたね。

 

ただし最近巷で言われている目。動体視力ですね。この辺りは本人の口からきかないとわからない事ですが、恐らく動体視力を衰えさせるトレーニングは存在すると思います。

 

しかし、それをイチローさんが知っていたか実践していたかは分かりません。

 

体系は変わっていないので食事の量が増えていた事は無いでしょうが、私が懸念していたのは食事の質はあまり高くなかっただろうなという事です。

イチローさんの長期目標を阻害したもの

イチローさん自身が目については殆ど発言をしていないため、私たちには分かりませんが外野はかなりその事に触れています。

 

そして打率が3割以下が目立ってくると、だんだんと限界説が出てくるようになりました。

 

年間200安打や打率3割以上はイチローさんの短期目標であり、長期目標達成の為に正しい習慣行動が出来ているかの指標ですので、成績が下降し始めてからかなりの葛藤があった事は想像できます。そして試行錯誤を重ねても中々成績が上昇しません。

 

いつの間にか髪の毛の色にも変化が出てきました。

 

イチローさんが200安打を毎年達成していた時期は、大きな苦悩というものは存在せず、成績が伸びない事から調整を重ねているという印象でした。逆に苦悩はチームメイトとの間には存在していたようですが。

 

いえ、一般人から見たらそれは苦労です。毎日同じ時間に厳しいトレーニングを重ねるのは。しかしイチローさんの域に達すると、厳しいトレーニングを行わない方が苦痛なのです。トレーニングを行わないと安心できないのです。

苦労していない人の髪の毛が白くなることはありません。

イチローさんは心のどこかでかなり心労が出てきているのだと分かりました。


何処かで50歳現役まで続けるために必要な事が欠けていた。それは次世代の選手に託す。

 

イチローさんの20代30代の習慣行動のお陰で、野球選手が長寿になるために必要事項が数点判明しました。

それは無駄な筋肉を付けず、柔らかくする事。準備を丹念に行う事。

そしてここに恐らく目を衰えさせないトレーニングや、正しい食事の摂り方が加われば、イチローさんを超えるネオイチローさんが近い将来登場するのではないかと考えています。

 


変な例えですが

家族が70歳前後で他界すると

遺族はかなり悲しむのですが、

この方がもし100歳近くになってから他界しますと・・

遺族はそこまで悲しい顔を見せずに、「長生きで良かったな」と逆に笑顔で見送る事も出来るようです。

 

うん。変な例えでしたが、私にとって今回イチローさんの引退は・・・

はやすぎる!!

 

につきます。

 

色々な世の中のコメントを見ていると

 

「十分やった」

「もう限界だろう」

 

といった感想が多いようですが

 

私自身はイチローさんがまだペナントの準備が整ってない。

 

それだけしか感じません。

 

一度生きたボールを1か月ほどじっくりと実戦形式で体験する事で、体も目も再調整が出来、MLBでも途中からゲームに出場するサブプレイヤーとして、そして主力選手の休養日の代理としてスタメン出場もまだまだ可能なのでは?

マリナーズさんに訴えたい気持ちなのですが。

 

それには1か月ほどマイナーリーグでの出場が必要なので・・・なかなか難しいですよね。

 

私はイチローさんを願望で50歳まで現役を続けてほしい!

ではなく

日常習慣や思考をみて50歳まで普通に現役が可能と信じていたので

 

45歳での引退は早すぎる!!に尽きます。

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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