■カタカナの弊害を未だに無心に守り続ける現代の日本人たち
これから書く話は仮定の話です。ですが本質は仮定ではありません。
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■各国国名や都市名をデタラメにカタカナ化してきた日本
ソビエト連邦・・では無くてロシアの東に
ウラジオストク
という街が有ります。
日本とも経済の結びつきが活発の様ですが、それは今回のテーマではありません。
今回のお話は
ロシア人でウラジオストクをウラジオストクと発音する人は一人もいません。(恐らく)
■明治時代の日本外交官とロシア外交官のやり取り物語
時は明治時代。オロシャとの外交も始まり、外交官の往来が頻繁になります。
ロシア人との外交官と出会った日本の外交官。まず儀礼として挨拶をし、どこの街から来たか聞きます。
ロシア外交官「Владивостокから来た」
日本外交官「ん?なんつった?宇和島すとっき?」
ロシア外交官「Владивосток」
日本外交官「ん~」
日本外交官は悩みながら日報にこう書きました。
【オロシャ外交官、ウラジオストクから来る】と。
はい。フィクションです。フィクションですが、
Владивосток
これを発音サイトやGoogle翻訳において実際の発音を聞いて、何とかカタカナに書き出すと・・・
ブラジバストク
の方がよっぽど原語に近いのではないでしょうか?
しかし語学耳が発達していない当時の外交官。若しくは耳のクソが詰まっていたのか、
ウラジオストク。
これが後日200年以上も定着してしまい、そして改める事は絶対にありません。
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