日本の英雄Ichiro Suzuki選手です。
僕はかなりイチロー選手の研究はしていたので、英語学習や自己啓発の例として使用させて頂いています。
今回は、日本人の英語学習者の目標が弱すぎるから英会話が上達しない、なんてことをお伝えします。
Ichiroさんの目標はご存知ですか?
Ichiroさんは日本人野手としてMLBへ移籍をしたのですが、目標はご存知ですか?
「野球がもっとうまくなりたい」
…
では無いですよね。
「50歳までMLB現役でプレイする」
です。
「野球がもっとうまくなりたい」「50歳までMLB現役でプレイする」
この2つを見比べた時、どちらの方がより詳細であり、目標として力強いでしょうか?
もうお分かりだと思いますが、日本人の英語学習者の目標と言うのが殆どが
「野球がもっとうまくなりたい」と同レベルの
「英会話を上達したい」
なのです。
漠然と何の日々ルーティンワークも生まれない「うまくなりたい」
Ichiroさんによって、Routine workという言葉が日本に広まりました。
どの様な事かと言うと、目標達成に向け、日々行う同じ作業
これが目標が「うまくなりたい」だと、集中的に行う事が一切見えないのです。
野球には、打つ走る投げる捕るなど細かい分野が存在します。
「うまくなりたい」漠然過ぎるのです。
外野手なので、まず攻撃守備両方に貢献できる「走る」を上達させたい。
この様に歴然とした目標があると、やる事が見てきます。
走り込みをして、素振りをする。
英会話「うまくなりたい」
これだと何をやれば良いのか。最速で取り入れるべき学習は?全く見えてきません。
英会話の初級者の質問の大半は「どうすれば英会話が上達しますか?」です。
この質問を受ける度に、(この人は目標が無いから英会話は全く伸びないな)と思います。
目標を絞ってその分野を深く身に付ける事から始める。
本日も4つほど質問に答えてきましたが、
「語学学校に留学中で、英会話力をどうやって伸ばしたらよいですか?」
(見えてないな…)と感じました。そもそも語学留学した理由は?恐らく「英語力上昇の為」でしょう。
これが一番伸びない理由なのです。
集中的にやるべきことが結局見えなくなるから、広く浅い勉学になってしまい、結局範囲が広すぎて徐々に色々な部分が抜け落ちて最後にはほとんど残らない。これが語学留学の失敗者です。
まずは、語学留学の生活範囲内での英会話をネイティヴレベルに引き上げる
語学留学者の生活範囲って非常に狭いです。
ホームステイやアパート寮。語学学校。ダウンタウン。
この3つです。この3か所で使用される英会話はかなり狭いです。これが大学になると数学会計物理哲学社会学経済など様々な分野での語彙が求められます。
ホームステイだと、家族や料理、学校での話、後は日本の話。語学学校では学習内容や留学生友達との現状や夢、その子の国なんかの話。後はダウンタウンでショッピングをしたりコーヒーを飲んだり。その程度です。
この様に、範囲が絞られていれば、学習内容も狭くなり、そして繰り返す事で短期記憶から長期記憶に変わるので、能力が深くなっていくのです。
そして、この分野においては徐々にネイティヴ並みに語彙や発音方法に近づける事が出来るのです。
英会話学習は、まずは強い目標を持つ事が大事だと指導
僕が英会話指導を初級者さんにすると、80%くらい能力が上昇するのです(当社比)
単語フレーズ文法などは全く教えずにです。
そして、一番最初にする事は、目標を細かく聞き出し、それを確立する事です。
人によっては恥ずかしい目標もあるのです。
アメリカ人男と結婚したい。カナダ人彼女が欲しい。
全然オッケーどんと来い。です。どんな目標でもモチベに繋がるものでなくてはならないのです。
しかも、目標が分からかったり、恥ずかしくて包み隠されるとそれに対して正しい英会話教育が出来ないのです。
例えば
アメリカ人男と結婚したい日本人女に対して英会話を教えるとしますが、
この女性が…「アメリカに旅行して現地の人と話せるようになりたい」
という目標しか僕に教えてくれないとなると、本来彼女に必要である「アメリカ人男を誘う英会話方法」を教える事が出来なくなるのです。
実際に教える事になるのは、幅広い人と話す方法。となるとまず最初にターゲットにするのは、シニア層アメリカ人なのです。シニアは英語がゆっくり綺麗に発音するので語学学習者には最適です。さらにじっくりと話も聞いてくれますし、時間も結構余っていて、食事もご馳走してくれる事も多い。
でもこうなると、アメリカ人男との交際には中々繋がりませんよね。
目標はどんな恥ずかしい事でも明確にして下さい
目標こそ成功の最初の条件なのです。
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