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【第010回】留学する際の都市の選び方 その2 日本人・アジア人の割合 Category 02 アメリカ留学に備える

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前回【第002回】留学する際の都市の選び方 その1 Category 02 アメリカ留学に備える

において、アメリカ留学先の都市を選べない方の為に、簡単な選び方を教えて差し上げました。

その① 日本人・アジア人の割合

その② 文化的な側面(音楽、学術、スポーツ、レジャー)

その③ 季候

その④ 治安

その⑤ 人種割合

その⑥ 物価

この6つの価値観の中から重要な物を順番に選び、そこに都市名を当てはめて行くと必ず見つかります。

今回はこの6つの中から、【日本人・アジア人の割合】で悩む方にヒントを差し上げます。

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■留学先に日本人は少ない方が良いのか?

■日本人が存在するデメリット

英会話習得の為に、「日本人が全くいない場所に行きたい」という考えを持つ事は素晴らしいです。

日本人が多いと日本語を使ってしまう機会が多くなってしまいます。

さらに自分の時間も日本人と一緒に過ごす方が英語で外国人と過ごすよりも楽なので、

結局はアメリカにいながら日本人と日本人が借りている部屋で

ニコニコ動画を見ながら日本語で酒を飲む、なんて生活をしている日本人留学生。多いです。

この生活が毎日毎週では彼らの英会話上昇は望めませんね。

 

■日本人が存在する事のメリット

では、日本人が留学する都市に全く存在しない方が良いのでしょうか?

これは学生さんそれぞれの考え方にもよるでしょうが、わたしからの助言だと、「数人は仲良く出来る日本人が存在した方が良い」です。

留学の偏見では、「白人に囲まれて日本語が全く周囲に存在しない環境に身を置けば、上達が早い」と思われがちです。

しかし、生粋の日本人が、いきなり6000マイルも離れた街に移住し、日本語はおろか、アジア文化も殆ど存在しない様な西欧文化の中で生活を始めるのは精神的に相当タフな人ではないと乗り切れません。

私たち日本国内を見ていると、外国人がやってきたら結構丁寧に接してあげたりします。

しかし、同じ事が外国で起きていると思いますか?

基本、全ての人間は井の中の蛙ですから、自分の環境と外国の環境を同じに見てしまいます。

アメリカに行って白人の友達をたくさん作って・・・なんて夢を見勝ちですが、これはそう簡単に起こらない事です。

 

これは後ほどまた詳しく書きますが、あなたがわたしがアメリカに渡ります。

あなたのステータスは「外国人」だと思いますよね?

でもアメリカ人はあなたを見ても外国人とは絶対に思ってくれないのです。

 

意味が分かり辛いですね。もう1度説明を。

 

アメリカ人はあなたと出会っても、例えばバスで隣に座っても外国人とは思ってくれません。

思ってくれないのでいきなり話しかけてきたりします。

 

あなたの事を「アジア系アメリカ人」だと決めつけているからです。だからあなたは「そこら辺にいるアジア系アメリカ人」の一人なのです。決して海外から来た特別な存在でも無ければ、歓迎したい存在ではないのです。

白人の街に行き、たくさん友達を作ろうとしても壁に当たります。特に初期の頃は強くぶつかります。

そして一人が身に沁みます。

スーパーマーケットまで歩いて20分かけて出向き、帰りは重い荷物を両脇に抱えて30分かけて歩いて帰宅です。

駐車場を見ると、同じ大学の大学生っぽいアメリカ人が4名くらいでSUVで友人と共に買い物に来ています。楽そう。

初期の頃はどこへ行くのも一人。どこで買い物をすればよいのかと言う情報も不足しています。中々誰も手を差し伸べてくれません。

 

この孤独を乗り越える自信があるのであれば、「日本人やアジア人が殆どいない都市」を選択してください。

 

私は乗り越えた結果、アメリカの両親と呼べるような夫婦にも出会いましたし、今のお嫁さんも見つけました。大学も卒業する事が出来ました。しかし初期の頃は本気で逃げ出す準備もしていました。孤独が辛かったものです。しかしその孤独を乗り越える事が出来たのは、その時にすでに過去にシアトルに3年住んでいたので、アメリカ人の性格もわかっていたし、ある程度の生活情報は得られていたからです。留学初期にあんなに孤独になっていたら・・・まあ持たなかったと思いますね。

 


■日本人とアジア人留学生との人間関係も非常に大事

 

大都市に留学した日本人の最初の友人は留学生です。

実はこのお互いに拙い(つたない)英語を駆使してお互いの意思疎通を図っていた仲間が、後の一生の友人になったりするものです。

このエディトリアル序盤でお話しした、日本人同士で集まって酒を飲んでいた話。

 

私はそんな日本人連中とはプライベートでは一切付き合わず、

シアトル初期では中国人・韓国人・タイ人・台湾人のグループに、「ただ一人の日本人」として一緒にいさせてもらっていました。

常に3~6人の留学生の中に、私がいるわけです。他の5人がタイ語を話していて、1人だけ私と英語を話してもらう。

当たり前だけど日本語は一切無し。この時間帯がいかに私の単語力やリスニング能力を鍛えてくれたか。

 

例えば日本人には日本語の教育機関が施す英語教育があります。

結構単語が偏ったりするのですね。

逆に中国とかタイとかには、彼らが頻繁に使う英単語があります。

そう言った事を彼らが文中に使ってくれるお陰で、わたし自身日本人が使わない様な英単語を思い出させてもらうという復習が出来たりしました。

 

 

また、中国人や香港人のハングリーさに非常に助けられました。

大学の授業が終わり、彼らのグループにいるのでそのまま図書館なんかに出かけて6人くらいのテーブルでそのまま復習予習に入るのです。

偏差値45の私からしたら、この強制的学習習慣のお陰で、初めて勉強で結果が出るという事に気づき、その後転入した大学で奨学金を貰えるまでに至りました。

 

これ、留学初期に日本人と常に時間を過ごしていたら、今の私はあり得なかったですね。

 


■日本人に癒される

上記で日本人との時間を作らない事が成功につながった、という文面ですが、日本人が留学先にいてくれることで、心の安らぎに繋がったという事も何度もありました。

 

2度目の留学で、アイダホの山奥を選んだのですが、そこにもマイノリティーにめげずに日本人がいたんですね。シアトルの様に日本人が沢山いると、日本人も新しい日本人との出会いには消極的なのですが、あんな山奥で日本人が絶滅危惧種となると、相手が日本人と分かるやいなや大歓喜なんですね。

日本料理店があろうと、経営者は日本人ではなく、さらに出される料理もボリュームメインで繊細な味は無く。

そんな時にアイダホ在住日本人女性が作る家庭料理に出会えた際は・・・

「持って帰りたいです!」

家でご飯3杯はイケる肉じゃがの余りを貰ったり。

アメリカの山奥なんてハンバーガー屋ピザ屋サンドイッチ屋しかない日本人にとっては食はかなり故郷が恋しくなります。

また、学校情報を交換したり、東日本大震災の時に不安を感じている時にお互い励まし合ったりなど。

非常に大事です。

 

英語漬けで疲れた脳や体を、日本語で癒す。そう言った人間関係であれば頻繁でなければ日本人とも楽しく付き合っていくべきなんです。


■まとめ

 

以上、留学先で日本人やアジア人と人間関係を築く重要性をいくつか理解して頂けましたでしょうか?

私自身、シアトルとアイダホにて日本人やアジア人と非常に良い関係を作ることが出来ました。

それは、自らが英語から逃げて日本語で楽をするために求めた日本人では無くて、アメリカで英語に負けず、力強く生き続けているうちに、同じ考えを持つ日本人と共感をして、お互いを励まし合いながら弱音を吐かずに積み重ねてきた良い人間関係です。

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「留学先に日本人は必要?不必要?」という白黒ハッキリさせるような回答は有りません。

全ては、あなたの行動次第で、良いものになり悪いものになります。

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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