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【第039回】アメリカ留学にて無差別銃乱射から身を守るために。

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アメリカの学校で起こる銃乱射。必ず安全な時間帯や場所があるはずだ。

日本人がアメリカで身を守るために、少しでも役立つ情報をお伝えします。

アメリカの大学を留学卒業した者として、私自身は日本人男子学生さんの米国留学を心から推奨しています。そのためにこのエディトリアルを開始しています。

ただ唯一の心配事は、アメリカで年に何回も起こるようになってしまった高校や大学での銃による無差別乱射殺人事件です。

留学を志すご本人やご両親に

「安全です」とか

「絶対に大丈夫です」

気軽に言えるような事は無くなってしまいました。どこの高校大学、はたまたショッピングモールでも銃撃事件は起こらないとは限らないですから。

 


この記事はソルトレイクシティのUniversity of Utah(ユタ大学)にて執筆しています。2018年3月27日21:45

妻がこの大学院に通っているため、現在図書館で学習中です。

私は仕事の合間、この記事を書いています。

アメリカ留学中は、部屋ばかりで学習するわけにもいかない

本来は部屋で学習するのが一番安全なのですが、

図書館の方が集中できます。

しかしながら乱射事件のほんの小さな可能性というものは頭の中から消える事はありません。

もちろん今でも日本人留学生2万人弱が元気に何の被害も無く大学で学んでいる事は認識して下さい。。

こうして可能性的には非常に低い事を常に心配するのは生活的に悪影響であるかもしれません。

しかし、私が以前在学していたBoise State University in Idaho。隣のUniversity of Idahoでもしっかりと乱射事件は起きています。BSUには私が在学していた時には約20人の日本人留学生がいました。UOIでも恐らく同じ程度の日本人がいたのではないかと思います。

留学生活上で常々懸念を持って生活するのは避けたい。かといって無防備に過ごすのも怖い。

そういった心配をしながら、ふと考えました。

■銃乱射事件には、何かパターンがあるのではないか?

学校で無差別乱射事件が起こるたびに、考えるきっかけになりました。

例えば、(この記事はリサーチと共に進行しているので、正確な答えは下の方に出ます。)

ニュースなどを見ていると、事件が起こるのは朝から昼が多いのではないか?と。

このパターンを意識し始めてから、妻と私は学校内で学習(&私の仕事)をするのは殆どがおやつの時間以降になりました。

昼に大学内で学習をするとしても、図書館やStudent Union等の生徒が多い場所ではなるべく避けるようにはしています。

そしてリサーチをこの後に進めますが、例えば月曜から金曜ならどちらの方が多くなるのか?など。

犯罪者も人間です。自暴自棄になり捨て身で社会に対して鬱憤を晴らす、そんな心理に陥りやすい時間帯、曜日など、絶対に統計に出て来るはずです。

アメリカでは解雇は金曜日が多いという話を聞きます。

私のホームステイのお父さんも金曜日に解雇をされていたので、本当なのかと当時驚いたものです。全て解雇された従業員のその後の行動を心配しての結果です。

 


 

早速アメリカの学校での銃乱射リサーチを開始!

リサーチを始めようと、”School Shooting”と検索をしたら、

候補にSchool shooting statistics(学校銃襲撃 統計)というフレーズが出てきました。

 

ああ~、既に調べてる人たちがいるんだな~と感心しました。

そして、上位ページの紹介と引用をしつつ、私の見解も混ぜて行きます。

Campus Safety Magazineに辿り着く

まず、Campus Safety Magazineという媒体。

こんな名前の媒体が存在していた時点で米国内が学校襲撃を恐れているのだという事が伝わってきます。

肝心の記事の場所です。

https://www.campussafetymagazine.com/safety/u-s-school-shooting-statistics-us/

The U.S School Shooting Statistics Everyone Should Know

U.S. School Shooting Statistics: Data on Incidents, Shooter Warning Signs
Analyzing school shooting statistics, including those gathered from averted incidents, provides valuable insights into the nature of the threat and how to preve...

こちらの記事には沢山の統計が載っています。

例えば犯罪者に陥りやすい特徴が書かれていますが、その辺りは現在身を守る術には直結しないので少々割愛します。

何千何万人という学生がいる中で、SNS上で犯行を起こす可能性がある特徴の人物を特徴する事はほぼ不可能でしょう。

クラスメート全員ととSNSで繋がるなんて事は確実にありませんし。

アメリカで銃乱射を起こしそうな犯人の特徴

強いてあげるならば、犯人の多くがその学校でいじめを受けたり、家庭での問題を抱えていたり、自殺を試みた事があったりという特徴です。

我々に必要なのは、どの様な場所が襲撃されたり、曜日や時間帯が多いのかという情報です。また、学校内どの建物が最も危険なのかと言う情報です。また可能であれば、学期の始め中間終わり間近、どの時期が多いのかが分れば尚良いですが。

アメリカの学校で、凄まじい口論が聞こえたら気を付ける

The Group’s analysisの統計の一部に重要な事がありました。

Of the first 160 incidents (tracked through 2015), the group’s analysis gives us the following statistics:
Nearlyone in six(1/6) shootings occurred after aconfrontation or verbal argument

(約6回に1回の銃乱射事件は、政治的思想的違いや、物言いの争いの後で起こっている。)

思想の違いなどを発見するのは難しいですが、ここでは争っている学生がいたら注意するという事です。

一般的に格闘技を覚えた一般人とかは、それを振る舞う機会を捜して無意識に乱暴になったりします。

同じ要素で銃を所持している者も気持ちが昂ったり、力を行使してみたいと思っている事も考えられます。そういう人物は会話が論争に発展しやすいです。さらにCDCの調査(1992-1999)で犯人の93.5%以上が男性という統計も出ています。そう言った事から、男性が激論をしていたら、確実にそこから離れましょう。

私はアメリカの大学で何年か過ごしていますが、アメリカ人男性が口論をしているのを見た事がありません。電話でなら相手と少々喧嘩腰の会話も耳にしましたが、それ以外は全くありません。ですので過激な口論をするときはよっぽど頭にきている時でしょう。つまり、

キレてる

状態です。離れるのが賢明です。


■学校通常日の方が多い。

The Secret Service could produce no useful “profile” of a school shooter, finding that attackers “varied considerably in demographic, background, and other characteristics.” Still, they offered several notable insights.

The Secret Service(大統領警護のあのシークレットサービスです)によると、襲撃者の特徴はちょっと幅が広すぎて絞るのは難しい、ま~それでもなんとか挙げてみると・・・と言った感覚です。

その中で私が注目したのは・・

  • More than half (59 percent) of the attacks occurred during the school day

学校銃乱射の59%は学校授業の有る日に起きている。との事。

ちょっとこれは衝撃でした。本来なら90%ほどと思っていました。例えばわざわざ土日に人が少ない時に襲撃に来ないだろうとか、休みの日は犯人も心がそこまで追い込まれていないんじゃないかと。

 

そう言った点で、我々は土日ならある程度安心して図書館で学習することが出来るのではないか?と。

 

またこれは忘れないうちに書いておきたいのですが、SSが調べた統計だと、

  • 襲撃者はその学校でイジメを受けたり
  • 不当な扱いを受けたり
  • 家族などの大きな存在を失っていたり
  • 自殺未遂の経験があったり
  • イジメ発覚率
  • 不登校率

などなど、他にも何かあるでしょう、そのような負の統計を確認比較できることが出来るのであれば、そのような率が高い学校は最初から選ばないという事でより安全を確保する事が出来ます。


■余りにも多すぎる大学での銃による襲撃

Campus Safety Magazineにおける記事内容の紹介は以上です。

残念ながら私が知りたかった、曜日・時間帯と場所。この三つの統計は見つかりませんでした。ですので、こちらについては改めて私自身で調べて、下部に掲載したいと思います。

Campus Safety Magazineの中で、http://www.nycrimecommission.orgによる大学にフォーカスした統計のPDFファイルを見つけたので、こちらにURL紹介をいたします。

http://www.nycrimecommission.org/pdfs/CCC-Aiming-At-Students-College-Shootings-Oct2016.pdf

この中には、先ほどThe Group’s analysisの統計と同じく、口論によって銃撃に走ってしまうケースが一番多いと書かれています。しかしながら、一番の被害者を出してしまうのは口論によるものでは無く、(Rampageの訳が難しいのですが、)犯人が狂いだしたり自暴自棄になった時が一番被害が出ると書かれています。

そして、9ページ目から20ページ目にかけて、2001年8月から2016年8月に起こった大学内における銃事件がまとめられています。11ページに渡り、そんなに起きていたのかと驚かされます。


■曜日と時間帯の統計

統計のデータは上記のPDFを参考にし、それぞれの発生曜日と時間を調べました。

(データは徐々に追記していきます。2023年4月7日現在休止中)

まさか毎週起こっているとは思わず、膨大な情報量に作業が遅れつつまります。

 
時間発生回数時間発生回数 曜日発生回数 発生場所 
7:00 17:00  月曜日2  寮6
8:00 18:00  火曜日1 構内2
9:00219:00 1 水曜日   大学周辺2
10:00 20:00  木曜日 1 大学内駐車場1
11:00 121:00  金曜日 1 教室1
12:00 22:00  土曜日    
13:00 23:00 1 日曜日    
14:00 24:00 1      
15:0011:001      
16:00 2:00       
 2      
 深夜       
 
発生理由 
口論5
意見の食い違い1
嫌がらせ1
交際関係1
鬱(退学処分)1
強盗2
学業不振1
  

2018年3月28日追記:米国の学校での銃による乱射事件は報道されるが、それは死者が出た場合のみらしい。調べていくうちに、死者が出て無い乱射事件も相当な数がある事が分かった。我々が日本で耳にするニュースは犯人が捨て身で学生を射殺した場合のみだが、調べていくうちに大学での銃乱射は口論や喧嘩の延長線上に多い事が分かった。

 

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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