ネットやSNSを徘徊していると必ず英会話関連の広告に出くわします。どれもこれも「簡単・安さ・速さ」を前面に閲覧者さんを引き込もうと懸命です。
聞き流しなど、有名教材が存在しますが、実際に導入して自分が望む英会話能力を得た学習者さんは果たしてどれほどいらっしゃるのか。そして、これは本当の話なのですが、2019年頃に東京国際フォーラムを歩いていたら2名のおばちゃんの会話が耳に入ってきました
「聞き流しやったけど全然ダメだったのよ」
会話の証拠が無いので僕が嘘を言っていると思われるのは承知です。しかし実際に耳にした会話です。この大都会でたまたますれ違った方が「聞き流しは聞かなかった」これは沢山の落第者が存在している僕に思わす事になった出来事の一つです。
広告塔に騙されるな!
聞き流しの広告やホームページを見ると、石川遼さんや浦和レッズ、どっかの東大の脳のおっさんがスピードラーニングがどれほど素晴らしい物かと説明しています。これを広告用語で「権威付け」と言います。社会的地位のある人物にお金を払って商品やサービスを褒めてもらうという広告手法です。閲覧者はまさか社会的地位がある人物が嘘を言わないという偏見があるので、商品サービスに対して一気に信頼感を感じてしまいます。社会的地位を使う広告は「あなたを簡単に信用させるため」と気づいて下さい。
あなたは石川遼ではない。
スピードラーニング石川遼のキャッチコピーです「恥ずかしいほど英語が出来なかった」みたいなフレーズ。
石川遼さんは英会話が出来ないと世界でゴルフが出来ないという不安があったはずです。そして学習をしていた事でしょう。日本に来た海外ゴルファーに英会話をしてみた所…「今まで勉強していたのに全く通じなかった。」恥ずかしい程英語が出来なかったのです。将来への不安。そして現状認識。「今のままではだめだ」これ、あなたの様な英会話学習者さんには一切存在しない体験なのです。
この様な強すぎるモチベーションがあります。だから石川遼さんには全ての英会話教材を吸収できる下地があったのです。そしてそれを試せる環境を常に持っていたのです。それが皆さんはどうでしょう?今英会話に必要性はありませんよね?恥ずかしい思い何て外国人にちょっと会話をして答えられなかった。大した挫折ではありません。また、実際に英会話能力を試せるようなゴルフのツアーに参加していますか?
あなたと石川遼さんには、余りにも英語に対する心境や環境が違うのです。だから石川遼がうまく行ったから信用できる。自分も英会話習得で来る!
は、100%間違っているのです。
石川遼さんは英語はペラペラでは無い。
そして石川遼さんはスピードラーニングだけで英会話習得したのではなく、他の実際の環境も含めてゴルフ界では英会話が通用するようになったのです。彼は恐らくアメリカのゴルフ番組で英語で解説できる程度の能力はあるはずです。しかし、弁護士事務所に行って製造業の会社を購入してそこ社長になって経営を開始するような英語力は有りません。
それを、英語がペラペラとは言いません。
石川遼さんの様に強い目標があって初めてスキルは習得出来る
以上、目標の強さによって英会話をある程度習得した著名人の秘訣についてお伝えしました。彼の様な英会話を使いこなしたければ、石川遼さんが学んだ教材では無く、石川遼さんの環境やモチベーションの習得方法を学ぶ方が先です。その内容さえ身に付けば、別にスピードラーニングでは無くとも周りにある無料の教材を駆使すれば目標の英会話は習得できます。
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