C01 英会話が上達しない

【第106回】初級者に英会話教室がダメな理由

自己啓発の世界では、スキルを実践的に身に着けるには1万時間の練習が必要とされています。弁護士も起業家もプログラマーもスポーツ選手も大抵1万時間以上を自己鍛錬に費やしてきました。

それを・・

英会話教室に受動的に通っているだけでは、実践的な英会話はおろか、外国人に通用する英会話を会得する事はハッキリ言って不可能です。

今回は、初級者にとって英会話教室がいかに無駄な回り道なのかをご紹介します。

 

英会話教室がダメな理由その①:テンプレしか行わない

英会話教室では、シチュエーションごとに”使える”会話集を学びます。

病院の受付・レストランでの注文・電話での話し方・自己紹介など。

非常に一般的な分野なので、この辺りをマスターすると英会話には結構困らなさそうだって思いません?

実は、これは初級者さんが英会話を実践するときの大きな罠になってしまうのです。

例えば、初期のレッスンでは必ずと言っていい程、自己紹介レッスンが行われます。

Nice to meet to you.

初級者はこれを、ないすとぅーみーととぅーゆーと発音し、講師から” Niceto meeyou” と発音しろと矯正されながら、名前や年齢などは問題なくこなせることが出来るようになります。

そして実践編。

日本語訛りの汚い発音を駆使しながら、外国人との自己紹介が終わったとします。

外国人はどう思うでしょうか?

(コイツ、発音は汚いけど、文章はある程度話せそうだな)

と、思ってしまうのです。

つまり、初級者のあなたが、中級者認定を勝手にされてしまい、その後の会話はあなたが学んだテンプレ英会話より困難な英会話をされてしまうのです。

自己紹介程度ならまだ良いですが、例えば電話で病院の予約を取るとします。

Can I make an appointment?

LもRもTHもない日本人には簡単なフレーズです。

このフレーズを電話にて初級者が流暢に話してみてください。電話の受け手側ネイティヴは、完全にあなたが英語が出来る人物だと認識してしまいます。

そして、語学学校で学ぶテンプレ会話集は、100や1000ある会話の変化のうちのたった1例です。その1例しか学んでない初級者は、テンプレ以外の返信を受けた場合にパニックに陥り、結局会話が続きません。

テンプレ会話集を1周したって英会話を万能に話せるようにはなりません。そんな事に1年以上かけて無駄な時間と費用をかけるのは避けてください。

 

 

英会話教室がダメな理由その②:発音がデタラメな日本人と一緒の教室にで学習

日本人は義務教育にてアルファベットの発音を全く正しく受けて来ていません。

特に顕著なのがTHサウンドです。THは「さしすせそざじずぜぞ」ではないのです。

ですが、サンキュー! I SINK(Think) so!と、日常的にTHサウンドを「さしすせそざじずぜぞ」発音していしまします。

ネイティヴ講師も英会話教室にてあなたの発音がTHになるように懸命に教えます。ちょっと上達して安心しても、1週間後の授業にて結局、Sank you, I sink soと発音が元に戻っているので、やる気が削がれて以降は矯正など二度としないのです。

講師はもうI sink soは I think soなんだなと分かっているので、重要ではないのです。

そして日本人同士では、I sink soでも、Right Leftの発音がらりるれろでも全く関係なく通じてしまいます。ここに通じない困難が発生しないのです。ですので、間違っている事も知らないですし、例え矯正を受けても、日本国内では通じてしまうので直す事をしないのです。

日本人同士では

ざ むーびー しあたー いず のっと おーぷん おん さーずでい

と伝えても100%通じてしまいます。だから初級者さんはこれで正しいと妄信してしまい、イントネーションもTHの間違いも、更に付け加えるとNotの発音すらも今後直そうと思う事は確実にありません。

日本人と同じ教室で英会話を受講するときは、確実に発音の上手な人、そしてあなたの発音を否定してくれる人とではないと、将来余計な矯正の回り道をする事になります。

 

英会話教室がダメな理由その③週2回1時間とかで・・

英会話教室に通う方は、まさか週5で通っている受講者さんは存在しないとは思います。大抵週1回か2回ほどではないでしょうか?

そして40分~60分ほどの授業をグループで受講します。

1年続けてどうでしょうか?

週2回だとして1週間で2時間(でもこれって2時間しっかり練習しているのではなく、講師の話を聞いたり、他の受講者の拙い英会話を聞いている無駄な時間も含まれます)

1年52週として、たった104時間です。1日12時間学習したとして、8.6日です。

これでアメリカに出向いて、様々な場所で地元民と英会話で談笑できますか?

冒頭に書きましたが、実践的なスキルは1万時間の練習です。1年104時間では、I am a boy, nice to meet to you.  How are you?  I am fine sank you. 程度です。相手がちょっとでも長文を語り出したら全く認識できず、あははは~と笑い返すだけです。

 

英会話教室がダメな理由その④:ネイティヴ教師が既に萎えている

ネイティヴ講師たちも、英語を教えるんだ!と熱意に燃えて日本にやってくるのです。

しかし彼らが直面する現実とは・・・

・LR発音を一切理解してない
・TH発音がある事を理解していない
・イントネーションが全くない
・恥ずかしがって声が小さい
・質問しても返事すらない
・丁寧に教えても、1週間後に完全に忘れている
・自信を持って喋っていても、発音がデタラメで何を言っているのかがわからない
・挨拶の仕方がみんな同じ

毎日授業をしても、1か月これが続くのです。

どんなに熱意のある講師でも、確実に萎えます。

ですので、妥協してくるのです。

THが発音できていなくても、チャプターを時間内に勧める事だけに専念します。

初期にLRを矯正していたものの、だんだんとその作業も意味ない事が分かり、2度とやる事はありません。

結局どんな良い講師と当たっても、英会話受講者がその能力を引き出せずに終えるのです。

ですが、私が教えた「英会話教室の利用の仕方」を知っている受講者さんは、上手にネイティヴ講師のモチベーションを回復させ、初級者に合った授業を引き出させることができます・・

が、それはまた別の機会に。

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ぬのかわともひさ
アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。 SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC
http://ameis.biz

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