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【第025回】Seattle Diary その4 ホームステイ先で奴隷ボランティアに陥ってしまった話 ~偏差値45でもアメリカ州立大学卒業 ~渡米後の劇的大逆転生活~

06 1999年からの留学日記

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前回非常に重要な話をした。

アジア人の地位は非常に低いという話。何故かは前回の下部を読んで頂けたら。

 

今回は、

日本人特有の人の良さ、断れない性格によって、

自らを奴隷ウォッシャーに蝕んでしまった話。

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■段々と家族の特徴を覚えて来る

1か月、2か月とホームステイ生活は毎日色々な発見を交えながら過ぎて行った。

 

ホームステイの長男(6歳)は結構手なずける事が出来た。

彼にはお土産で渡したポケモンのカードセットがかなりボディブローになったようで、ほぼ毎日何かしらポケモンの話、いやその時はデジタルモンスター=デジモンの方が興味が強かったようで、とりあえず毎日デジモンのカードを見せて来る。

全くカードに興味が無い私だが、英語力養成の為に、毎日毎日彼との話を積み重ねる。

本当に仲良しの兄弟みたいになれたのだが、数か月後に破滅的な事が起きる。それはまた以降の記事で。

 

長女(10歳)なんちゅーか、微妙な年頃。女子は男子よりも精神年齢が高い。そして彼女はお姉さんと言う事だけあって、さらに大人びていて。私から見たらまだまだただの子供だから、波動拳!!とかいきなりおちゃらけてみたいのだけど、一応よそ様のお嬢様だし距離を置く事にした。好かれているのか好かれていないのかもわからず。

 

お母さん(40代)アメリカ人の白人お母さんらしく、ちょいと肉が多め。面倒見はかなり良い方だと思う。料理は・・・・・・中の下の上くらい。って失礼な話で申し訳ない。彼女はOn-Callの助産婦さんで、急に仕事に出なければならない時も多い。

 

お父さん(40代)心優しきJewish。私に対して本当の息子の様に接してくれる事が多かった。いきなり「彼女はいるのか?」と聞かれ、「No」と言うのが恥ずかしかったため「Yes」と言ってしまい、その後3か月彼女関連の質問で苦労したのであった。

 

今思うと、当時のクソガキだった私にとっては勿体ないほどの”当たり”家族だった。

もしも今の自分だったら長い事お世話になる事が出来たであろう家だったと。

 

ただ当時の私は、Yes/Noもハッキリ出来ない様な優柔不断で意見が無く、人の意見に簡単に流される自分が全く無い人間だった。


■主張できない事で自分を追い込むことに

 

こんな素晴らしいFamilyにお世話になっているのだから、彼らの生活で役立てる事は何かないだろうか?

 

考えた末に、食後のお皿洗い役を申し出る事にした。

 

アメリカ人の家に入ったのは彼らの家が初めてだったので、それがノーマルだと思っていたが、

 

実は結構違う事があった。

 

・Dishwasherが無い

・電子レンジが無い

 

日本人には皿洗い機は馴染がないが、

便利という文明に浸かりきってしまったアメリカ人には皿を自動で洗ってくれる機械は非常にありがたや~な存在。

 

現在、私の生活にも電子レンジは存在しないが、若干20歳で知識も何もなかった時代に家庭に電子レンジが無いという事は考えられなかった。どうやって食生活をやりくりするのだろうかと。


 

食事が終わり、1,2,3,4,5人分の食器が流しに運ばれ、それを私が洗いきる。

ああ、なんて素敵な時間だろう。彼らに奉仕する事ができ、彼らも喜んでくれている。

 

ただ、その思いも3週間も経たずに消える事になった。消えるだけならまだしも、結構憎悪が涌いてきたりもした。

それは毎日毎日同じ作業が続くという事。そして、感謝の言葉も全くもらえなくなったという事。

私が皿を洗っている間、彼らは4人でソファでのんびりくつろいでいる。

せめて自分が仕事をしている時なのだから、逆に手伝ってくれても良いものだと。

 


■結局ダークサイドに陥り、引っ越しをする一つの要因に

 

今思うと、主張をする事がいかに大事か知った。

手伝いをするのは快く受け入れるが、5人分の皿洗いを全て自分に放り投げられているような気分だった。実際にそうだが。私は食事を作る手伝いもするし、さらに家賃もしっかり払っている。

 

そういった主張も出来ずに、振り向かれる事も無く一人で寂しく皿を洗う。

 

勝手に思った。

 

この生活を続けたくない。逃げたい。

 

 

 

 

 

そして、闘わずに逃げる事にした。

 

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次回

【第042回】ホストファミリーの息子と完全に仲違いをしてしまった話~留学Diary ~渡米後の劇的大逆転生活~ その5

 

コメント

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著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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