ポジティブマインドセット(Positive Mindset):彼女の心に深く突き刺した2人の関係性を決定づけた言葉とお互いの狭いストライクゾーン。
僕がアイダホ州の大学を卒業するまでは、休みに一時帰国をして1か月ほど離れるという事はありました。しかし2013年に僕が大学を卒業し、日本に帰国した際に本格的な海外遠距離恋愛が始まりました。
彼女の方がまだ大学を1年残していた中で、急に一緒に生活をしていた交際相手が消えるわけです。心の空白やダメージは彼女の方が非常に大きかった事は想像していました。
その空白が少しでも埋まれば良いな、と考え、次の言葉を残しました。
彼女の心に深く突き刺した2人の関係性を決定づけた言葉
「今後50年60年一緒に過ごす可能性が高いのだから、目先の数年は会えなくても我慢して時間を自分の為に使おう」
僕自身は当時既に脳科学や心理の本を自主的に読み漁っていました。妻のトリセツはまだ出会っていなかったのですが、女性は安定を好む傾向が有るという事は分かっていたので、将来の安定した状況を【想像してもらう】事にしました。
後に妻のトリセツで分かったのですが、女性は将来に1つのイベントを投げかけてあげると、それに向けて楽しみを爆発させるという事でした。
例えると、来月に遊園地デートを約束します。すると、遊園地を検索してそこで既に遊んでいる自分を考えて臨場感を高めます。また、服装を考える事も楽しい行為の一つです。その1日をどういう風に使うのか、とにかくデート日が来るまで常に楽しい状況を作ります。
僕が彼女にかけた「今後50年60年一緒」というのは勿論保証はないのですが、彼女にとっては脳に新たなカテゴリーが生まれ、それに関して様々な想像をする事で楽しい時間となり、多少は空白を埋める事になったのではないかと考えています。
お互いの狭いストライクゾーン
お互いが異性に対してあまり興味を持たないか、若しくは行動に移さない事が遠距離恋愛を継続して成功させる秘訣です。
例えば、ストライクゾーンを狭くしたらどうでしょうか?野球を知らない方へ説明しますと、つまり恋愛対象のストライクゾーンですね。野球の投手が投げる際に、ストライク判定になるゾーンがあります。ゾーン以外はボール判定になります。
この中にボールを投げればストライクです。野球のストライクゾーンは一定ですが、恋愛のストライクゾーンは、人それぞれ大きさが変わってきます。
その中でですが…
たまたま僕と奥さんのストライクゾーンが非常に狭かったのです。
このピンクの部分だけの異性に心が響く…と言った状況です。
僕自身は次の交際を結婚前の最後の交際にしたいと考えていました。女性には沢山惹かれましたが、実際に行動を起こしたくなった相手は今の奥さんだけでした。
妻に関しては、そもそも(失礼ですが)あまりモテないし逆に男性に対して感情を持つ事は全く無かったようです。
お互いがお互いを探せたのが奇跡というほどのゾーンの狭さであり、その分一度くっつくと離れる事を考えるのは念頭にはありませんでした。
ご自身や相手の恋愛ストライクゾーンの幅を想像してみて下さい。お付き合いする際にこのゾーンが広い場合は、狭い場合よりかは苦労する事になるのではと思います。
ストライクゾーンを意識的に狭くする
日々気になる異性が出てきてしまっては、遠距離の成功率は狭くなります。その為、意識的にストライクゾーンを狭くしてみてはいかがでしょうか?
その方法は簡単です。
①彼女(彼氏)の良い部分を常に考える
②異性が彼女(彼氏)に敵わない部分を考える
そう。周囲の気になってしまいそうな異性を「見下す」行為です。粗さがしをして嫌な部分を思い浮かべます。清廉な行為ではありませんが、今物理的に側にいない相手の事を強く感謝できる事になります。
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