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【第175回】日本の平和ボケ感覚でアメリカ留学だけはしないで下さい

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約10年間のアメリカ生活にて、窃盗や差別に遭って泣いて愚痴をこぼす日本人留学生を見てきました。

日本以外の国で生活をした経験のある日本人であれば、日本国内の保護された社会性は各国と比べて全く異質という事は感じている事でしょう。

日本と言う社会は世界から見ると極めて異質ですが、日本人はまるで世界が日本と同じようだと錯覚して各国と付き合いをしています。

これからアメリカに渡る男子学生さん(たまに女子学生さん)、平和ボケ日本人感覚を捨て去り、受動態から能動態の意識を持ちながらこれからの生活を進めていって下さい。

アメリカは格差が半端なく半端ない!

アメリカは経済格差が所得格差が!

というフレーズはテレビやネットニュースの評論家がよく言う事ですが、実体験をしていない数字だけで追いかけると、所得の格差でしか判断が出来ません。

アメリカで実際に酷いのは…

知的格差です。

物事の判断能力が余りにも上下でかけ離れているのです。

知的格差の低層は昆虫と同じ

厳しい言い方ですが、どういう意味かと言いますと…

本能で生きている

という事です。腹が空けばドライブスルーでハンバーガーを食し、眠くなれば歯磨きやシャワーなんてそっちのけで寝てしまうという種族です。

将来の為とか、健康に良くないから等、今後の自分の事を考えずに快楽に溺れる、もしくは自身の本能を満たす事だけに生きているそうです。

高い視野が無い層です。この層が金欠に陥った場合どうなるのでしょうか?

「遊ぶ金が欲しかった」

これは日本の犯罪動機でも良く出てくる小児的な欲求です。これを18歳以上の大人が言い放つわけですから。

アメリカでは、この層がさらに多く、そして深いのです。そして欲求自体も大きいのです。

つまり…

窃盗強盗は常にどこかで起きているのがアメリカ合衆国なのです。

日本は謙遜と譲歩が美徳の愛の国

愛の国は少々言い過ぎかな…

ともかく、日本の美徳は譲歩です。これは世界でもこの国の最たる特徴でしょう。

ですが、アメリカでは譲歩というものは、交渉の上での負けという位置づけに近いです。

アメリカで譲歩譲歩をしていては付け込まれるのです。カモにされるのです。

そんな日本人がアメリカに渡り、仲良くするのは譲歩するのではなく、自分の意見をしっかり相手にぶつける事でのみ可能です。

放っておけば放っておくほどアメリカ人やアメリカ企業は搾取をしてくる

もちろんすべてのアメリカ人が搾取狙いと言うわけではなく、オープンハートで心より迎えてくれる人も沢山います。僕の友人はみんなそんな人ばかりです。

搾取人間が日本よりも存在する割合が何倍も高いというのがアメリカです。これは冒頭の知的格差の影響もあります。

そして企業。

アメリカ発祥のAppleやGoogle。AndroidとIphoneのアプリ売り上げから30%を搾取しているのは有名な話。(2021年7月1日より”Android税”は30%⇒15%の予定)

これこそ搾取の最もたる例です。自分たちが優先的な位置を占めていればお構いなしに高い手数料を徴収するのです。

そしてUber eatsなんかも店側に30%を課しています。

黙っているとどんどん富を奪おうとしてくるのがアメリカの企業なのです。

日本人留学生は、アメリカの企業には常に警戒を怠らない事

僕自身の経験ですが、アイダホ留学後半時期に車を所有していたのです。
日本と同じように保険を購入しないといけないのですが、その更新時期に1通の手紙がやってきました。
その当時の写真があればお見せしたいのですが、保有していないので文章で説明しますと…
どう見ても行政から来たような封筒の作り行政の様な通知文書
これにすっかり騙されてしまった僕は、約$500という「必要のない」保険を支払わされてしまったのです。
その後リサーチをし、必要が無いという事が分かったので、お金を取り返すための戦いです。
これがまた今でも心が痛むほどシンドイ作業だった。
奴らに電話をし、キャンセルを求めるも、部署部署部署のたらいまわし。銀行に行ってデビットカードの引き落としをキャンセルしようと戦うも時すでにお寿司。
その後1か月ぐらいの闘争にてようやくお金が戻ってきたのですが、このネガティヴの作業に心底疲れたのと、アメリカの企業の最悪さを学びました。
でも、実はこれぐらいが普通のアメリカの企業ですからね。

中まとめ。

アメリカ人は知的格差が酷く、本能むき出しで生きている層がある
日本の美徳は譲歩
知的格差に付け込んで搾取が行われやすい

平和ボケで生活できる国ではないのがアメリカ

日本の平和ボケで顕著なのが…

誰かの言う事を聞いていればよい
誰かがやってくれる
そんなに悪い事は起こらない
守られている

こんな思考が蔓延しているのです。

日本であれば実際には「多大なコスト」を支払っているので平和ボケは実現しているのですが

フリーソサエティアメリカでは、社会が「多大なコスト」を支払っていないので、平和ボケの代償は個人個人が支払う事になります。

日本で消費者問題を起こすアメリカ企業

日本にも沢山の米国企業がサービスを展開していますが、入り口のホームページを見てもアメリカ(外国)企業って日本企業のHPよりも簡素であり、きめ細かさが足りなくありませんか?

細かいサービスが出来ないのがアメリカ企業なので、サービスの補強は後付けになります。

例えばUber eatsなんかは一般車両と常に問題を起こしています。SNSでUber配達人への苦情は常に挙がっています。

また置き配もAmazonで大きな問題になっています。自分たちが優位になる為に置き配が勝手にデフォルト設定になっていたりと、消費者を無視しています。

結局代償は消費者に支払わせるわけです。

これがアメリカ企業の特徴です。

つまり、知的格差の下の層で生きていたり、平和ボケマインドで入国すると企業があなたをこっそり搾取しているのに気付かないのです。

アメリカでは日本の何倍も「え?気づかずに引き落とされているんだけど!?」という事態が発生します。

僕自身にも発生します。

日本企業の様にそこまで素直ではありませんし、対応もずさんです。

以上、今回はアメリカの知的格差、平和ボケでいるとアメリカの企業に搾取をされる話をお伝えしました。

次回はアメリカの個人があなたを搾取してくる話です。

これは企業よりも個人個人の対面なので危険性もあります。是非とも次回も読みに来てください。

コメント

著者

アメリカン インテリジェンスサポート合同会社 代表社員 布川 友久 (Nunokawa Tomohisa) 米国ボイシー州立大学卒。会計学専攻財務金融副専攻 1979年3月25日生まれ。高校は偏差値45程。大学にはサッパリ合格せず、 父の助言もありパソコンと英語のみを勉強。 インターネットが全く整備されていない時代に、自力留学手続きの後 米国シアトルセントラルコミュニティーカレッジ(SCCC)へ進学。 留学当初は、偏差値45が示す通り、伸びしろの無い学生生活を送る。 しかし、ロバート・キヨサキ氏の助言により、会計学に興味を持つ。 会計学教師Mr. Michael O'niellの的確な指導により 勉強をして成績が備わってくる事の喜びをついに知る。

SCCC終盤には、大学内最難関クラスであるMr. James Hubertの Micro/Macro Economicsで、留学生でありながらクラス最高の成績を残す。 SCCC卒業後、日本に帰国。留学資金を貯めて再度アメリカへ。 自力手続きを終え、アイダホ州内Boise State Universityへ編入。 大学より奨学金を受領。 会計上級クラスに進級するうちに、大企業会計に興味を失う。 この頃から、インターネットを通じたマーケティングに興味を持つ。 また、世界金融破壊の発端となったアメリカ本土においての 金融学に興味を持ち、ファイナンスを副専攻に。 卒業後、日本へ帰国。2013年、アメリカン・インテリジェンスサポート合同会社設立。現在はWeb広告コーチ、コピーライティング、自身のセミナー開催、他者様のセミナー開催支援、そして留学サポートコーチとして活躍中。 アメリカンインテリジェンスサポートLLC

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