過去何年も「コスト削減方法」について指導をしてきました。
アメリカ留学をする学生さんにとって特にコストは痛い問題である事は大きいです。
しかし、一時的に円高になる月を知っていれば、それは大きな留学コスト削減になります。
8月は円高になる可能性が高い月(2021年8月中旬は恐らく円安か?)
8月はどの国も夏休みに入り、さらに急激な為替変動に備えて日本企業が海外の売上や資金を円に戻す動きがあります。
この動きに合わせ、アメリカへ留学する学生さんはドルを買えば良いのです。
この時期に買わないと、基本的に秋冬は円安ドル高の期間と言われ、非常に不利なのです。
ですが、2021年8月は現段階でお盆に入りかけていますが、まだ円高に向かう動きは見受けられず、さらに逆に円安に向かっている動きです。
もちろんまだ8月は半分あるのですが、今週のお盆休みに円高に向かわなければ、今年に関しては何か有事が無い限りは円高位になる事は望み薄です。
(追記:2022年9月6日)
的中!と言いたい所ですが、2021年の8月は結果的には円安傾向で最終週に元の値段に戻った形になりました。黄色い線です。しかし過去の統計では8月は円高の年と言われ、アメリカに留学する男子学生さんには世の中と真逆のお金の流れになるので、ドルを買う事は有利なのです。
年末のドル高季節に加え、テーパリングが発表されてしまった
2021年秋冬のドル高については前項でお伝えしました。
テーパリングに関しては詳しくはお伝えしませんが、これによってアメリカの金利が少しずつ上がる事が決定されました。これに関しては今回のテーパリングでは非常にゆっくりと行われる事が確実視されています。
しかし世界に溢れるお金は確実にドルに向かい、ドル建ての資産が買われる事でしょう。
(追記:2022年9月6日 これは現在その通りになっています。)
そしてテーパリングは数年かけて緩やかに行われます。
(追記:2022年9月6日 緩やかどころか加速しています!)
ですのでここ数年は円高要素が全くなくなる事になります。
(追記:2022年9月6日 これからアメリカ留学する学生さんは金銭的に非常に不利です。)
日本で留学資金を貯めておくと損をする?
日本はインフレにはなりません。アメリカはインフレが続きます。
例えば日本で年100万円を貯めたとします。
ですがアメリカで1年で物価が5%上がったとしたら、単純計算で学生さんが貯めた100万円は95万円の価値しかないという事になります。
さらに恐らくは円安に向かっている事で、さらにさらに数%以上の為替損が生まれるわけです。
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